フィンランド生まれのニュースポーツ
ポールの握り方 ポールには左右があり、ストラップはマジックテープで手にしっかり固定されるようになっている。擦れることがあるのでグローブは必需品。
下りの時のみ、足の前にポールをつく。ひざに負担がかからず、楽に下れる。
林間コースで森林浴
コースに一歩踏み出すと、ウッドチップの柔らかい感触。一歩一歩踏むごとに、心なしか、木の香ばしい香りがただよってくる。新緑の木々の上部からは、春先にひと月ほど鳴くというエゾハルゼミの大合唱。 菊池さんは「人の体には660の筋肉があるといわれていて、普通のウォーキングではこの中の430の筋肉を使いますが、ポールを使うノルディックウォーキングでは600もの筋肉を使うんですよ。消費カロリーも15%、最高で40%もアップします」と説明してくれた。
確かに、普段なにげなく歩くより、肩を中心とした上半身をずいぶん動かしていると実感できる。肩こりにも効きそうだ。緑の中を、こんなに気持ちよく歩きながら、カロリー消費量も高いなんて、世界的に人気が急上昇というのもわかる。 多少のアップダウンのあるコースを、周りの景色を眺めながら進む。木陰のコースは涼しいが、木々がないところでは、意外と蒸し暑かった。時期によってはブヨがたくさんいるそうなので、帽子と虫よけ対策が必要だろう。
みどころ沢山 変化に富んだコース