開拓以来伐採を免れた天然林
「鎮守の森」は、春はカタクリ、アズマイチゲ、フクジュソウ。夏にはヤマユリが群生し、秋には紅葉が美しく、エゾリスやタヌキも姿を見せる豊かな森です。
開拓時代に木材を切り倒しては川に流して運ぶ、長流川木材流送拠点のひとつとなった場所で、鎮守の森入り口の門をくぐると、木材流送の安全を祈った山神様がお祭りされています。
入り口近くには大きな日本庭園風なエリアがあったり、サルナシの蔓を長い柵にからませ、収穫しやすく仕立てたり、園芸種の珍しいキバナカタクリの群落をつくったりと、造園会社ならではの整備が楽しめます。
木道沿いの樹木には、数字が書かれた札が下がっています。これは「新版 北海道樹木図鑑」亜璃西社(ありすしゃ)佐藤 孝夫 著の該当樹木のページ数。樹木図鑑を持って歩けば、木々の名前がわかるしくみ。