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達人は、パッケージのデザインも手がける発明家
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<納豆らしいデザイン>
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昔から中身もパッケージも変わらないのが、白地に赤い印刷の「伊達納豆」。
そして小さな「プリティー」や「ミニひきわり納豆」などなど。これらは全て、大友さん本人がデザインしたものだというから驚きです。
「納豆だから、納豆らしいデザインでなきゃダメなんだ」
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赤い色にも、納豆らしい赤と、そうでない赤があると言い、また黄色は「レモン色」では納豆が美味いようには思えないので「やまぶき色」を使いました。
また、文字のかたちにもこだわって、納豆らしいパッケージを作り上げています。
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<パッケージに印刷された言葉> |
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昔からある元祖の「伊達納豆」は、機械でパックすることのできない手詰めの納豆。その三つ折りのパッケージの中面に、何か、詩のような言葉が綴られているのを発見しました。
人様がお休みの真夜中に
納豆は静かに作られている。
ひと粒ひと粒の納豆にも個性がります。
(以下略。全文は動画でご覧ください!)
納豆を作る者の、納豆に対する愛着が、この言葉になったのでしょう。ここに大友さんの思いが印刷されているのです。
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あ、こんなところに、こんな言葉が?
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<棒状パックの納豆の発案>
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大友達人は、いろいろなことを思いつく発明家的な才能にもあふれた人物。
家族には「また、そんなおかしなこと考えて」と言われつつ、その発想は納豆の商品開発に生かされてきました。
そのひとつに「棒っこ納豆」があります。
これは、スティック状にパッケージされたひきわり納豆で、醤油で薄味がついています。5本が一箱のセットになっていて300円代。(注文があったときだけ作る商品で、店置きはしていません)
スティックの端を切って、納豆を押し出せば、のり巻きを作るときや、パンにのせたりサンドイッチを作るときにも使いやすいと好評です。お弁当に一本を持って行くと練ったり醤油を入れたりする「ネバネバな手間」がいらずに食べられる。また離乳食に向いていると人に言われたこともあるそうです。
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しかし、それだけではありません。達人はこう言います。
「こんなふうになってれば、車の運転しながらでも食べられるっしょ」
・・・片手にハンドル、片手に納豆!
ああ、達人にとっては、いつでもどこでも、納豆ありき。
「棒っこ」という地方の言葉を使ったネーミングにも、何気なくヤルなあ!と言いたくなるような携帯納豆なのでありました。
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伊達納豆は、伊達とその周辺地域の一部のスーパーなどで購入することができます。
これから伊達納豆を買うときは、大友達人の顔が思い浮かんできて笑いが沸き出すかもなあ、と、そう思えた達人訪問でした。
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いろいろ考えついちゃうんだよなあ!
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「達人シリーズ」次回はーーー「なに売ってるの?」と言われ続けて数十年。
「土生(はぶ)商店」の矢元昭男さんを訪ねます。お楽しみに!
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