■映画「モリのいる場所」
「モリのいる場所」 伝説の画家・熊谷守一夫妻を演じた人間ドラマ。
30年間もの間、ほとんど家の外へ出ることなく
庭の生命を見つめ描き続けたという
熊谷守一=モリのエピソードをベースに、
晩年のある1日を、
沖田修一監督がフィクションとして
ユーモラスに描いていく。
昭和49年の東京・池袋。
守一が暮らす家の庭には草木が生い茂り、
たくさんの虫や猫が住み着いていた。
それら生き物たちは守一の描く絵のモデルであり、
じっと庭の生命たちを眺めることが、
30年以上にわたる守一の日課であった。
そして妻の秀子との2人で暮らす家には毎日のように
来客が訪れる。
守一を撮影することに情熱を傾ける若い写真家、
守一に看板を描いてもらいたい温泉旅館の主人、
隣に暮らす佐伯さん夫婦、近所の人々、
さらには得体の知れない男まで。
老若男女が集う熊谷家の茶の間はその日も、
いつものようににぎやかだった。
8/25室蘭市民会館にて上映されました。
次回は韓国映画「タクシー運転手」
1980年に起きた最大の悲劇となった
光州事件の真実を追い求めたドイツ人記者と
彼を乗せたタクシー運転手がいた。。。
9/8室蘭市民会館 14:30
9/9伊達コスモホール13:40