■映画
韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』あらすじとキャスト。光州事件の実話とは? 第90回米アカデミー賞外国語映画賞にて韓国代表となった、『タクシー運転手 〜約束は海を越えて~』4月21日(土)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー。
まとめ
名優ソン・ガンホの演じたタクシー運転手マンソプのキャラクターポスターには、「乗客が行けと言えば、タクシーはどこにだって行く」というキャッチがあります。
マンソプ役を演じたソン・ガンホ役柄について、このように語っています。
「平凡なタクシー運転手であるマンソプは私達と同じ一人の人間であり、一市民だ。重要な決断や選択をしたという姿よりも、”お客さんを連れて帰らないと”という彼のセリフに見られるように、タクシー運転手という一人の人間として、彼が守ろうとした道理を表現するために努力した」
ガンホの演じたマンソプは、名優と言われる彼がこれまでの実績を経て、演じられたことが分かるほど、人間として魅力的な人物像になっています。
正義ということでなく、彼が守ろうとしたことに、ぜひ注目してくださいね。
また、ドイツの国旗が付いたカメラを片手に、真剣な表情で潜入取材するドイツ人記者ピーターのキャラクターポスターには、「約束する。必ず真実を伝える」というキャッチがあります。
この役柄について、トーマス・クレッチマンはこのように語っています。
「(ピーター役のモデルになった)ユルゲン・ヒンツペーターは人権のために闘った正義感の強い人物だ。彼を演じる上で多くを悩み、劇中で多くの人々と出会い、自分のカメラで彼らを撮りながらピーターという人物に近づこうと努力した。『タクシー運転手』は人々の関係を通じて深い感動を与える映画であり、私たちの真実の物語だ。」
ピーターという実在の人物を演じたユンゲルは、韓国俳優たちと一緒に演じるなかで、自分の役柄を見つけていったことがわかる言葉ですね。
映画の中で光州で出会った人たちとの食事のシーンは、ガンホとともに印象的なユルゲンの表情が見られますよ。
韓国映画『タクシー運転手 〜約束は海を越えて~』4月21日(土)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー。
南北問題や日本との歴史問題だけでなく、韓国国内においても光州事件というのは、韓国人にとっては未だに心の奥底にある闇の部分でもあります。
そこに光を当てた実話の映画化です。一体、韓国の“光州であの日”に何が起きたのか?
ぜひ、お見逃しなく!
10/14 コスモスホール
10/16 室蘭市民会館
フジコ・ヘミングの時間です。