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[2007.10.15]
■イシモチとホタテとキノコ汁
午前9時過ぎにパークゴルフ場に行ったら、ゴルフ場のKさんがいた。 
『今日はパークゴルフのホタテ・カップの日なので、ホタテを用意した。少し持って帰らないか?』と言われたのでもらった。そしてその足で昼前にイコロに寄った。 
 
Tさんと話していたらK社長が現れた。ゴルフをするつもりでいた。Sさんに電話をしたら、『釣りから帰って来たばかりで疲れているのでゴルフはしたくない』と言う。でも、イシモチが釣れたという。これは関東のイシモチとは違いカレイの1種である。 


そこで話はゴルフからキノコへ飛んだ。 
今の時期はあちらこちらでキノコが出ている。それを採る為に道路脇に止まっている車をよく見かける。Tさんが『キノコを採りに行って、キノコ汁とイシモチの刺身とホタテとイコロ米でパーティをしよう』と言い出した。 
 
Tさんも私に負けずにパーティが好きだ。 
それではということで、キノコを採る場所はゴルフの予定をしていたゴルフ場に決めた。 
私の滞在しているゴルフ場はキノコの宝庫である。朝早くから採りに来る人を見掛ける。昼御飯をゴルフ場で食べて、Tさん、K社長、そして私の3人でキノコ採りに出かける。 
 
ゴルフをしないで、キノコ採りの為だけにゴルフ場を回った経験はこれが初めてだ。 
 
 
ゴルフをしながらキノコを採るゴルファーが多くなり、なかなかキノコが見つからない。 
それでも2時間もかけると大きなビニール袋に一杯のキノコが採れた。私はOBラインの外を専門に見て回ったので、キノコよりゴルフボールを沢山拾った。 
これはいつもOBを連発する壮瞥のIさんのお土産にしよう。 
 
 
コテージで女房が料理を準備している。ホタテは揚げて甘く煮た。キノコは屑を取り洗ってから汁を作る。味噌は農家のSさんが持っ来た。それに野菜の煮物にTさんの奥さんの作った冷奴にSさんが釣ったイシモチの刺身という豪華版である。そして極め付けがイコロの新米『ななつぼし』である。今日の材料は全てタダであった。 
 
(おまけの話) 
Tさん夫妻、我々夫婦、魚を釣ったSさん、味噌を持って来たSさんで豪華夕食の始まりである。ご飯も料理も多いので、仲間を呼ぶことにした。 
 
壮瞥のIさんは札幌にリンゴを売りに行っての帰り道である。Rさんは虻田で用事を済ませての帰り道である。金物屋のHさんと税理士のSさんは会合中である。それでも気のいい仲間達は、用事を済ませてからイコロにやって来た。 
 
お世辞でも『美味しい。美味しい』と言ってくれると嬉しい。 
Rさんは忙しいらしく先に帰って行った。『生ものを運ばないといけないので、先に失礼する』と言っていたが、よく聞いたら、『登山から帰って来る女房を駅に迎えに行く』という話だった。女房を生ものと表現するRさんは、ジョークのセンスも一流である。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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