『ブログ★むしゃなび』 伊達季節移住のススメ
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[2020.08.04]
(2013年8月2日) 
 
異国で日本語を教えるというのは、非常に教え甲斐がある。 
生徒にとっては日本へ行くことが出来れば、人生を変えることが出来る数少ないチャンスであるから、非常に熱心だからだ。 
 
ザボン園で船からザボン畑を見ることになっていたが、見えなかった。 
 


ドンナイでは先生も生徒達も私と話をしたがる。 
でも、生徒の日本語の能力では大した話は出来ない。 
 
「先生はいつベトナムに来ましたか?」、「ベトナム料理は何が好きですか?」、「家族は何人ですか?」、「ホーチミンの生活に慣れましたか?」、「どこに住んでいますか?」など、私が聞かれることは決まっている。 
 
     夜のお寺で両手に華。  
 
 
彼らの日本語能力では単語の数が少ないので、質問も限られている。 
それをホーチミンの教室でも聞かれ、ドンナイに来ても聞かれ、いい加減に飽きる。 
 
でも、彼らの日本語の勉強の為に我慢して、笑顔で答える。 
私も最近は人間が出来てきたようだ。 
 
     お寺でも宝くじを売る。なんか変だなー。  
 
 
ドンナイでは教室の後に、3ヶ月間、日本語を勉強している生徒から3人ずつを選んでもらい、夕食とお茶に呼んだ。  
彼らは私に質問をするが、習った言葉だけでの質問だから、すぐに終ってしまう。 
 
先生の方から、私に質問して欲しいと頼まれる。 
私は、「あなたは何歳ですか?」、「日本へ行って貯金が出来たら、何に使いますか?」、「日本語は何ヶ月勉強していますか?」など、こちらの質問も単語数の関係で限られる。 
 
     ドンナイ川の河畔のカフェで先生達と。  
 
 
そこで私は、「折角、日本人が来たのだから、先生に通訳してもらい、もっと難しい話をしましょう」と提案した。 
そして、「日本に来て溜めたお金を、自分の人生の為に使って欲しい」、「広い世界を見てから、お金の使い方を考えて欲しい」と話をする。 
 
私は彼らの一生に一度のチャンスを、お金を稼ぐ目的だけに使って欲しくないと切に願っている。 
 
      ライトアップされたお寺で。  
 
 
(おまけの話) 
ドンナイからホーチミンに戻る時には、ハイヤーを頼んだ。 
運転手は音楽が好きなようで、CDをかけている。 
 
聞いたことがあるような曲だと思ったら日本の歌謡曲で、山本譲二が歌っている曲「みちのくひとり旅」をベトナムの歌手が歌っていた。 
でも、運転手はそれが日本の歌とは知らずに聞いていたそうだ。 
 
滝の下では市民が水泳を。金持ちの子弟のようだ。 
 
 
ホーチミン市に入り、ホテルが近付いてところで運転手はUターンをした。そうしたら、警察官に見付かり停止を命じられた。 
その場所はUターンが禁止の場所らしかった。 
 
そして私は噂話を現実のものとして目撃した。 
警察官は運転手を物陰に連れて行くと、なにか話している。 
運転手は財布を出して、罰金を支払っているように見えた。 
 
巨大な白衣観音像。ベトナム人は漢字が読めない。 
 
 
車に戻った運転手に聞いたら、罰金ではなく賄賂だった。 
彼は50万ドンを支払って釈放してもらったそうだが、罰金ならもっと高いと言う。通訳で同行した学校の先生が盛んに「可哀そう」を連発する。 
 
運転手の収入からすると、50万ドンは2日分の働きのお金に相当する。 
私も気の毒になり、50万ドンを運転手にあげた。 
 
こんな賄賂が公然と行われていては、ベトナムは国際社会で評価されない。それが非常に残念である。  
(50万ドンは日本円で2500円である。) 
 
         ザボン娘にポーズを取ってもらった。  
 
 
[2020.08.03]
(2013年8月1日) 
 
昨日の話で「ドクダミ」のことを書いたら、日本から3人の友人がメールで指摘して来た。「ドクダミは毒ではない。毒矯みから来ていて、毒を抑えるの意味です」とあった。ありがとう。知りませんでした。 
 
たまには間違いを書かないと返信をもらえないので、この間違いは私にとっては良かったと思っている。 
 
さて、2日目は教室がお休みなので、ドンナイ観光となった。 
朝7時15分に先生2人がホテルに迎えに来てくれた。 
今日はハイヤーを頼んである。 
 
名前は分からないが、有名なお寺。ここでは阿弥陀如来も象に乗っている。 
 
[2020.08.02]
(2013年7月31日) 
 
ホーチミン市の西にあるドンナイ県のビンホアという町にある、KAIZEN日本語学校の分校に行った。この教室は短期大学の中の1室を借りて、 
そこで先生2人と生徒24人が日本語を学んでいる。 
 
ドンナイ教室。ホーチミン市と違い、緑が多い。 
[2020.08.01]
 
「むしゃなび」にブログを書いていると、たまにコメントが書き込まれる。それ自体は歓迎すべきことだが、時にはあまり歓迎できない書き込みもある。 
 
多くは読者の誤解からのコメントであるが、私はすぐには反応しないようにしている。反射的な反応は感情的になり、相手を傷付けることもあるからだ。 
      
        近所の新島橋の架け替え工事が行われている。 
[2020.07.31]
 
7月に入り感染者が急激に増え続け、30日は全国で1266人となってしまった。その時は、「感染の第2波が来た」のではないかと心配した。 
 
東京大学先端科学技術研究センターの児玉龍彦教授は7月17日の参議院の国会証言で、「このままでは、来月は目を覆うようなことになる」と興奮して発言していた。 
 
多くの人が「そうかもしれない。Go to キャンペーンをやっても大丈夫か?」と思った。 
 
(今回の写真は我が家の愛ネコのポアンとペッパーです) 
 
          ポアン(左)とペッパー(右) 
[2020.07.30]
(2013年7月30日) 
 
朝から暑いので、私は午前5時過ぎには起きてしまう。 
起きるとすぐに道路側の窓を開けて、新鮮な空気を入れる。 
窓から外を見ると、5時半になるとウォーキングをしているオヤジ達が見える。毎朝同じメンバーである。 
 
左手の家の前には小さなテーブルが出してあり、中年のオヤジ3人がお茶を飲んでいる。毎朝、同じ光景である。 
 
ウォーキングをしているオヤジは金持ちらしい。 
[2020.07.29]
(2013年7月26日) 
 
私は外国へ行くと、必ずといっていいほど床屋へ行く。 
床屋というのは、その国の普通の人の生活感覚が分かるからである。 
ベトナムに来て、日が経つに連れて髪の毛が伸びているのが気になっていた。 
 
通訳として日本語教室の生徒に床屋に連れて行ってもらうことも考えたが、彼らは学校が終るとアルバイトに行っている。 
だからそれも気の毒なので、止めにした。 
 
床屋を探して歩いていたら、ドリアン屋があった。 
3万5000ドン(1キロ・・175円) 
[2020.07.28]
(2013年7月25日) 
 
日本からベトナムに滞在中の私に、同級生のH君からメールが来た。 
「ベトナムに行ったのだから、アオザイ姿の美人の写真を送れ!」 
 
そう言われても、これは簡単ではない。 
日本での着物姿に似て、そこら辺に当り前にはいないからだ。 
 
KAIZEN日本語学校の入口に集合する先生方。 
[2020.07.27]
 
ネットを見ていたら、「THE UKIYO-E 2020 」というサイトに突き当たった。早速、開いてみた。 
 
すると「世界最高水準の浮世絵版画が上野に集結!太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団という日本を代表する浮世絵の3大コレクションが総力を結集し、選りすぐりの名品約450点をご紹介」と出ていた。 
 
       上野動物園の隣が「東京都美術館」 
       雨の中をパンダを見る為に並んでいる。 
[2020.07.26]
 
夕方のTVニュースで、その日の東京のコロナ感染者の人数が発表される。それを見て、「ずいぶんと増えて来たなー」と心配になる。 
 
そして、いつものように手帳に人数を書き留める。 
自分でも嫌な習慣が身に付いてしまったと感じているが、なんとなく止め難くなっている。 
 
      7月11日(土)の銀座通りの歩行者天国はガラガラ。 
プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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