■今年は寅年
2010年の最初の御挨拶です。 『喪中につき新年のご挨拶をご遠慮させて頂きます』という葉書を年末に沢山頂いたので、目出度い挨拶は遠慮することにする。
不況のせいか、明るい話題の少ないここ数年である。
バブル崩壊後は日本中でズーと不況が続いているので気持ちが晴れない。
バルーンフェスタで
いまや『働いている人達の半数が好況を知らない世代になっている』という記事をなにかで読んだことがある。
私の世代は戦中派なので、戦後の食糧難の時代から、日本の高度成長期を味わい、そしてバブルの狂乱とバブルの崩壊を経験した。
今から振り返ってみると、私達の世代は結構、波乱万丈の人生を送って来たのではないかと思う。・・・と、余韻に浸っていたらリーマン・ショックが襲って来て、日本はメチャメチャになっている。
でも、過去の日本も色々あった。
我々はそれを頑張って乗り越えて来たのである。
だから、まだ大丈夫だ。現役の人達は頑張って欲しい。
今年は足元なんか見ないで、上を見て歩こう。
そしてバルーンのように上に向って昇って行こう。
(私は下から見ているから・・・)
せめて今年は気持ちだけでも明るく行きましょう!!
写真はアメリカ・ニューメキシコ州のアルバカーキのバルーン・フェスタの模様です。2003年にプロカメラマンのO君と一緒に写真撮影とバルーンに乗る為に行きました。
(おまけの話)
今年は寅年である。
同級生の集まりで、久し振りに会ったO君が『インドにトラの写真を撮りに行かないか?』と驚くような提案をした。
彼はタイに住んでいて、動物写真家をしている。
詳しい話を聞いたら、『インドの国立公園で、古い遺跡である紀元前2世紀くらいのラーマヤーナの伝説が残る岩山上の古城に虎を見る誘いです。インドには40年間通っており、ことに予定地はインドに残る虎達の最後の楽園で、ライフワークで通い詰めているところです』ということだった。
インドのトラ(大谷カメラマン撮影)
こんなチャンスは滅多に無いし、寅年でもあるので、行くことにした。
計画では1月末にタイで同級生とゴルフをして、その後、彼らと別れてO君とインドに行く予定である。
いつまでも帰って来ない場合は、『トラに喰われてしまった』と思ってもらうしかない。
寅年にトラに喰われれば、本望である。