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[2010.01.05]
■年越し蕎麦
オヤジが生きていた頃は、どういうわけか年越し蕎麦と言えば『ラーメン』であった。それも荻窪の春木屋へ行った。 
オヤジは若くして亡くなってしまったので、その後は年越し蕎麦は食べなくなった。 
 
それが結婚してから、また復活した。 
結婚した相手が九段の生まれなので、年越し蕎麦は『神田のやぶそば』になった。それも暫く経つと、行くのが億劫になり、近くの深大寺蕎麦に変った。 
 
深大寺・大師そば 


昨年も27日に年越し蕎麦を食べる為に深大寺に行った。 
今回は特別の思いがあって出掛けた。 
その理由は、昨年の深大寺の秘仏のご開帳の際に、私は写真集を買って来て、その写真を見ながら深大寺の御本尊「釈迦如来倚像」を彫ったのであるから、もう深大寺とは親戚のようなつもりでいる。 
 
味噌おでん 
 
いつものように、大師茶屋でモリ蕎麦と味噌おでんを注文する。なかなか美味しい。 
 
年末に蕎麦を食べる習慣は、『細く長く生きたい』という願いも込められているそうだが、私はもう細く長くはいい。 
今の願いは、私の母のように『ポックリ』逝きたい。 
それなら、年越し蕎麦を食べない方がいいのかもしれないなー。 
 
深大寺そば 
 
(おまけの話) 
深大寺で蕎麦を食べた後に銀座に行った。 
銀座通りにあるシャネルビルが完成5周年を迎え、過去の色々なオートクチュール作品を展示しているので、それを見る為である。 
 
シャネル銀座ビル 
 
その案内を娘がもらったので、私もお付き合いで女房と一緒に出掛けたのだが、ブランド品にはあまり興味の無い私は運転手役である。 
何でも見たい私でも、これはあまり面白くなかった。 
 
仕方ないので、近くの立田野へ入り、『小倉あんみつ』を食べる。 
 
立田野 
 
ここのあんみつより、人形町の初音の方が美味しい。 
窓の傍の席で若い外国人女性が2人で釜飯を食べている。箸の使い方から判断して、間違って入ってしまったのではないかと思う。 
 
銀座通りには外国のブランド品の店が軒を連ね、歩いている人達は外国語を話している。 
この不況で、銀座では日本人は買い物もせずに小さくなって歩いている。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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