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[2010.10.12]
■フードマイレージ
最近は年のせいか、あまり飛行機に乗らなくなった。 
長時間のフライトと時差が堪え難くなったという理由が大きい。 
 
私はJALとANAのマイレージバンクのメンバーとなっていて、以前はそのマイレージを使って飛行機に乗ることもあった。今はあまり乗らないので、マイレージが溜まることも少なくなった。 
 
グレープフルーツ(アメリカ) 
 
一方で『フードマイレージ』という言葉がある。 
これは簡単に言うと、『食料を運んで来る距離』のことである。遠くから運んでくれば、そのだけCO2の排出が増えて地球温暖化を促進させてしまうことになるという。 


日本の食料の自給率は40%を切っているそうで、60%は外国からの輸入ということになる。 
フードマイレージの困ることは、航空会社のマイレージバンクのようにCO2を貯めても何も交換してくれないことである。 
 
トラジャ・コーヒー(インドネシア) 
 
そんなことからフードマイレージに付いて考えて、日本中が『地産地消』を目指すと、食料自給率200%の北海道は売り先を失い困ってしまう。 
 
だから食料品の値段のことはあまり言わずに、外国産を買わないで北海道産の物を買って欲しい。 
そうすれば、伊達市で一生懸命に農業を続けている私の友人達も喜ぶに違いない。 
 
最近の私は農業に理解があり過ぎるようになったと自分でも思う。では、難しいことは忘れて、我が家の家庭菜園を覗いてみよう。 
 
食パン(アメリカ) 
 
写真は私の毎日の朝食メニューである。 
ここでも朝から外国産原料に頼っている自分がいた。 
 
(おまけの話) 
日本人は欧米人に比べると大腸の長さが2倍もあるという。その理由は、『欧米人は狩猟民族であった歴史が長く、肉食が主食なので、消化に時間が不要で大腸の長さが短い。 
 
日本人は農耕民族の歴史が長く穀物が主食なので、消化に時間が掛かり大腸が長い』ということらしい。 
 
バター(北海道) 
 
そこで、日本人が肉類を多く食べるようになってから大腸癌が増えたようだ。肉ばかりを食べていると、欧米人の2倍の時間を大腸に肉類が留まり発酵するのが問題らしい。 
 
だから日本人は昔からの食べ物を食べていた方が大腸の為には良い。 
米、魚、野菜を食べてさえいれば、日本人は大腸癌は避けられる・・・と思う。 
 
ヨーグルト(国産) 
 
だが、その昔からの食べ物さえも外国から輸入しなければならなくなった。どうしたらいいのかは私には分からない。 
 
仕方ないので、自宅の家庭菜園の野菜でも食べて自衛するかー。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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