■ ♪ 宝箱の中 ~ その6
途中でかなり間が開いてしまった話題の、宝の箱の中身については、きょうで一区切りにします。 一気に、主なものを紹介しましょう。
クランプとスパナです。
クランプは 「 裏技 」 としてフレットの取付の不具合を調整するときに使います。
スパナは、ストリングの巻き取り器であるペグのポストの取り付けや取り外しの際の必需品です。
ドライバーセットは工具の定番ですが、ウクレレではペグの調整に欠かせません。
安価なものでも構いませんが、できるだけ精度の良いモノを選びます。
なぜなら、ネジ山を潰してしまうと、あとがベラボウに厄介だからです。
ノギスはストラップピン取付のため電動ドリルで穴を開ける際の位置決めや、サドルを作成する際のサイズ調整の必需品です。
画像のノギスは 0.1 mmまで計測できるプラ製ですが、もっと精度の良いノギスがあったはずですが・・・どこに行ったんだろ?・・・
サンドペーパーはいろいろな用途に使います。番手は 10 種類程度揃えています。
鏡面仕上用コンパウンドと耐水ペーパーはボディの塗装の調整などに使います。
頼もしいツールですが、これらが出番となるときはあまりよい場面ではありません・・・
穴あけポンチなどがなぜ必要か・・・疑問ですよね?
これは、ストラップ取り付けの際に、ピックアップの出力ジャックの直径と、ストラップの穴の直径に大きな差があるときに、このポンチでストラップの皮革部分を調整するために使います。
まったく手間のかかる話です・・・
六角( ヘキサゴン )レンチは、ギターではネックの反りの修正で内蔵トラスロッド調整でお馴染みです。
実は、 PONO のウクレレにもトラスロッドが内蔵されています。
これも、出番のときは、楽器があまり良い状態では登場しません・・・
なんで、デンタルミラーが必要なんじゃ? と思いますよね?
実は、ボディ内部の様子を確認するには、もってこいの道具です。
歯科医で使われるような立派な代物ではありませんが、ストリングを外さなくても内部を確認するには充分に役立ちます。( 100 円ショップで売っています )
デンタルミラーがなければ、このような手鏡でも代用できます。
但し、これくらい大きいとサウンドホールに入れるにはストリングを外す必要があります。
女房に断りなく頂戴したものを数種類使っています・・・笑
この中に Ukulele 専用の工具はありません。
ごく一般的に使われているものばかりですが、 Ukulele のメンテナンスには役に立つものをいろいろと使っています。