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[2012.12.19]
■ ♪ ウクレレ選びでお悩みの方へ ~ 私の意見ですが、どうぞご参考に・・・
メンバーの方々から受ける相談 No. 1 は、 
 
「 どんなウクレレを買えばいいですか? 」  
 
です。 
 
 
そうですよね。 
 
 
大切なマイ・ウクレレを手に入れようとするわけですから、悩んで当然です。 
 
 
おまけに、世の中には本当にたくさんのウクレレがありますから、初めての方が迷うのは無理もありません・・・ 


価格も、 「 お手頃価格 」 から、 「 これなら何とかなりそう価格 」 、さらには綿密な資金計画が必要になる 「 緊張価格 」 、手も足も出ない 「 ため息価格 」 まで、それこそかなりの幅があります。 
 
 
すべてを試奏して選択できるなら、それに越したことはありませんが、大きなウクレレ専門店にでも行かないと無理ですし・・・ 
 
第一、北海道にそんな専門店は無いし・・・ 
 
 
私が、まずお話しするのは 「 予算 」 。 
 
前述のとおり、価格には 「 すんごい幅 」 がありますので、目安は持っておいた方がよろしいかと思います。 
 
予算といっても、 「 取りあえずの 1 台目 」 にするか、 「 最初から一生モノ 」 にするかによっても悩みますけど・・・ 
 
( 経験から言うと 「 取りあえず 」 や 「 これくらいから 」 という条件を優先しすぎると、後から後から Ukulele が増殖する無間地獄に陥る危険性がありますけど・・・苦笑 ) 
 
 
 
 
次は、 「 音色の好み 」 。 
 
 
これは大切な要素です。 
 
 
ウクレレは使用される材によって、音色の印象がガラリと変わります。 
( 使うストリングの影響も大きいですが・・・ ) 
 
ウクレレも色々な材で作られるようになりましたが、やはりオーソドックスな材の方が永く使っても 「 飽きない 」 と感じます。 
 
 
主な、オーソドックスな材の特徴は、 
 
 
まずは 「 コア 」 。 
 
何度かここでも取り上げていますが、ハワイのご神木とまで言われるこの材のウクレレは 「 ある意味においてウクレレらしい 」 のかもしれません。 
 
コアのウクレレと言えば筆頭格は 「 KAMAKA 」 。 
 
 
それこそカラッとした音色は独特のものです。 
 
ジェイク・シマブクロはじめ多くのウクレレ・プレーヤーがコア材のウクレレを使っています。 
 
 
 
お次は 「 マホガニー 」 。 
 
ギターなどでも多用される優れたトーンウッドです。 
 
繊細な造りの 「 コリングス 」 のマホガニーテナー 
 
 
音色の柔らかさと艶やかさが特徴で、ウクレレの神様 ハーブ・オータ先生は Martin のマホガニー製 Style 3 を愛用されていますし、プロの方もたくさん使っています。 
 
 
 
三つ目は、スプルースとメイプルの組合せ。 
 
私が好きな組み合わせの材ですが、トップがスプルース、サイドとバックがメイプルです。 
 
ポノのフラッグシップモデル。 
 
 
あまり多くないウクレレのタイプかも知れませんが、音色の輪郭がはっきりしていて、サステインが長めなので、ソロ弾きの私の好みです。 
 
 
 
 
巷では、コア至上主義みたいなものがありますが、そんなことは決してなく、マホガニーやメイプルも素晴らしい音色を聴かせてくれます。 
 
 
 
さらに、 
 
単板と合板という違いもありますが、単板だから良い、合板だから鳴らないということは全くありません。 
 
下手な単板より、きれいな音色の合板材ウクレレだってたくさんあります。 
 
 
 
いずれにしても 「 材による音色の好み 」 と 「 予算 」 を加味してマイ・ウクレレを検討してみるのがよろしいかも・・・。 
 
 
 
サイズは、プレイ・スタイルや、手や指の大きさによる扱いやすさで、スタンダードサイズ、コンサートサイズ、テナーサイズの三つから選択すればよろしいかと思います。 
 
私はバリトン・サイズを持っていませんが、どうも使い方に制約がありそうなので、いまのところ購入予定はありません。 
 
 
 
 
もちろん、初めのうちは 「 見た目 」 を選択条件に加えるのもありでしょう。  
 
私は、もうその条件は卒業しましたが・・・。 
 
 
 
 
あとは、信頼できるショップで購入した方が、万一の時には安心ですよ。 
 
 
Mr. Takajo の TKJ インターナショナルとか・・・ 
Ms. Fukushi のいる島村楽器ステラプレイス店とか・・・ 
 
あっ・・・宣伝してしまいました・・・ 
 
 
 
 
 
とはいえ、 
 
あれこれ考えずに、パッと見て、それが気に入って予算範囲内なら O.K. でもあります。 
 
「 そのウクレレが好きになれるかどうか 」 は何よりも大切なことでしょうから。 
 
 
とにかく、マイ・ウクレレを持ったら、どうぞ弾き込んで楽しんでください。 
 
 
そうすることによって、間違いなく、そのウクレレは良い具合に育ってくれますし、演奏の腕前も、あっと言う間に上達します。 
 
それだけは保証します。 
 
 
 
 
 
んん・・・・・ 
 
ウクレレ選びも大変ですね・・・・ 
 
 
楽しいですけど・・・ 
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▼コメント(5)
名前:HiroPacino  2012.12.22 08:33:51
読ませていただきました!  
本当に木目の凄い綺麗なウクレレですねぇ!  
憧れます!  
 
ブログ、有名ではありませんよぉ(笑)  
呑気なことばかり書いてますがよろしくお願いいたします! 
名前:K.Kimoto  2012.12.21 23:04:23
HiroPachino さん、こんばんは。  
 
私もまだまだ Ukulele の勉強中です・・・(笑)  
 
この PONO については過去の記事にありますので、よろしかったら参考にしてください。  
 
ここからどうぞ  
 
( PONO の記事は、検索される方が多いようで、とんでもないアクセス数です・・・ )  
 
 
そいえば・・・  
 
HIroPachino さんのブログも有名なウクレレ・ブログですよねぇ~  
 
私にとって楽しみなブログのひとつです。 
名前:HiroPacino  2012.12.21 22:20:18
PONOは、そんなすごい方々が作成にたずさわってるメーカーなのですね!?  
よく知らないのでいろいろ教えていただきたいです! 
名前:K.Kimoto  2012.12.20 21:30:50
HiroPachino さん、こんばんは。  
 
はじめまして。  
 
コメントありがとうございます。  
 
PONO もなかなか侮れない Ukulele です。  
 
ボディが厚めなので、良く鳴る Ukulele ですよ。  
 
さすがに、 Martin 社のリペアーマンだったキタキスさんは、楽器を鳴らす勘所をご存じのようです。  
 
PONO のアカシヤコアは弾いたことはありませんが、メンバーが持っているアカシヤコアの Ukulele は、ハワイアンコアと遜色ない音色でしたよ。  
 
 
これからもどうぞよろしくお願いいたします。  
 
日本中に Ukulele を広めましょう! 
名前:HiroPacino  2012.12.20 18:19:24
とても参考になりましたぁ!  
 
まだまだ買いはしないのですが、今はPONOのアカシアデラックスがいいなぁって思ってます。  
弾かれたことありますか?