心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

ブログ閉鎖中の話題(2016年2月3日)

今年の冬は全国的に暖冬だと思っていたら、1月の後半から急に寒くなった。
東京でも1月17日の夜から雪が降り出し、18日の朝には一面が真っ白になるほど積った。
その後、寒冷前線が南下して各地からの報告では南国の沖縄で雪が降ったり、九州でも大雪で交通マヒが起きたりと大変な騒ぎになった。

中央がイコロ農園。中央右の建物がイコロ農園の豪華母屋。 左奥に見えるのが有珠山、その右手の小さな三角が昭和新山。

 

そんな時に北海道伊達市の友人のTさんが、雪景色の写真を送ってくれた。
Tさんは私が以前に夏の間だけ伊達市に滞在していた時に大変にお世話になった人で、カメラ店の経営者でありながら農場経営もしている異色の人である。
面倒見が良く、東京から来た私達夫婦を暖かく受け入れてくれた。

左手の段々畑は田んぼで、私はいつも雑草取りをしていた。 (中央下は新しく作ったブルーベリー農園らしい)。

 

その農園というのは「イコロ農園」という名前で、私が滞在中は毎日のようにそこに通い、農業の真似事をやらせてもらった縁がある。「イコロ」とはアイヌ語で「宝物」という意味だそうだ。

Tさんから送られて来た写真は、いま流行りのドローンから撮影したイコロ農園であった。
イコロ農園を上空から見たことが無かったので、非常に新鮮な写真だった。

「雪の中の金婚湯」・・・・温泉好きの伊達市のHさん提供。 私も夏には行ったことがある。

 

夏の避暑の為に伊達市に行くようになって9年目に滞在先のゴルフ場が中国資本に売却され、私達が借りていたコテージも借りられなくなってしまった。
それがキッカケで、伊達市に行かなくなり4年が経った。
あの9年間は私達夫婦にとっては非常に思い出深く、また楽しい時だった。

新見温泉・・・温泉好きのHさん提供

 

伊達市に多くの親しい友人達も出来て、リタイア後の人生が豊かになったことに感謝している。
ゴルフ場に滞在していたのでゴルフは飽きるほどやったし、農業のお手伝いもしたので田んぼの手入れも米の刈り取りも経験した。
果樹園でさくらんぼの取り入れの手伝いもしたし、海に出て鮭の定置網漁にも毎年行った。

「桜の家」・・・・私達が9年間もお世話になったコテージ。 (伊達市の医師のIさんの提供)。

 

今になって振り返ると、ずいぶんと内容の濃い滞在期間だった。
「終りよければ、全て良し」という言葉があるが、最近では「あの時に人生が終っても良かったのではないか」と、オーバーに考えている。
今までの人生で、一番充実した期間だったと思う。

「桜の家」・・・Iさん提供。(スキーを履いて撮影に行ってくれた) Iさんのメール、「コテージの前には大型動物の足跡があり、静寂だった」。

 

他にも伊達市の冬景色が見たくなり、無理を言って伊達市の友人達に「雪景色の写真を送ってー」と依頼した。特に私達が住んでいたゴルフ場の「桜の家」という名前のコテージがどうなったかが気になっていた。

伊達市に住む医師のIさんはゴルフの趣味も無いにもかかわらず、わざわざ雪の中をゴルフ場まで「桜の家」の写真を撮りに行ってくれた。他にも 親切な伊達市の友人達が、今回の写真を送ってくれたことに感謝する。

伊達市大滝地区のマイナス17度の中で、朝の除雪・・・・芸術家のFさん提供。

 

(おまけの話)
「老人は思い出の中だけに生きる」と言うが、これも今と昔では大違いである。
思い出というのは遠くに過ぎ去ると、どうしても記憶が怪しくなり美化される傾向がある。
嫌な思い出は失われ、良い思い出ばかりが残って行く。
その点では、人間の脳は素晴らしいと思う。

小動物の足跡・・・・大滝地区のFさん提供。

 

しかし最近の科学の発達は目覚しく、思い出が美化され難くなっている。
その理由は半導体を使った「メモリー」の登場で、思い出を美化し難くなったからだ。
メモリーが登場したばかりの時は記憶容量も「バイト」と大したことが無かったが、それが「キロバイト」と飛躍的に能力が上がって、次は「メガバイト」となり、最近では「テラバイト」となっている。

「日本語学校の近所の風景」・・・・札幌に留学して来たベトナム人女性の提供。

 

そうなって来ると私の曖昧な記憶がPCの中のファイルには正しく保存されてしまっているから、私の脳としては美化したいのだが、現実には美化できずどうにもならない。
ジジイというのは曖昧な記憶の中で遊ぶのが特権なのに、それを奪われてしまうのは問題だ。

今さらどうにもならないが、この「勝どき通信」は私が生きていれば完全にボケるかもしれない2年後くらいには、私の思い出を探る旅の邪魔な存在になるかもしれない。

札幌雪祭りの準備風景。自衛隊員が作業している(1月31日、午前9時、LIVEカメラから)

 

 

 

 

 

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