伊達発

ベトナム(35)・・・結婚披露宴

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

(2013年8月21日)

私が職員室にいたら、会社の受付嬢が私になにやら封筒を差し出した。
彼女は日本語が分からないので、挨拶はするが話をしたことは無かった。

封筒を開けてみたら、それは8月18日に行われる彼女の結婚披露宴の招待状だった。招待状は日本人の先生向けに、日本語で書かれていた。

リバーサイド・ホテルの玄関

ホーチミン市の4区にある「リバーサイド・ホテル」という洒落た場所が披露宴の会場だった。

午後7時から始まる披露宴は6時頃から招待客が集まり出し、適当な席で知り合いなどと談笑している。この日のお客は200名くらいである。

結婚披露宴の会場に大勢のお客が集まった

日本の披露宴のように、主催者が予め席を決めることはない。
どうやら、自分の好きな場所に座っていいらしい。

私は大事なお客様扱いらしく、一番前の席だった。
日本語学校の先生方は、この時とばかりにめかし込んでいる。

花嫁の父が娘を連れて花婿のところに歩んで行く

男性の服装は様々で、仕事帰りのポロシャツにジーパン姿もいる。驚くことに、両家とその親戚は上座で舞台に一番近い場所に陣取っている。

大体の人が集まった頃合いを見計らって、花嫁が入場となる。
壇上に両家の両親と花婿、花嫁が並んで立つ。
仲人らしき人が挨拶をする。次に花婿の父が息子に結婚の心得などを話ているらしい。(通訳の話では)

ベトナムでも「ケーキ入刀」が行なわれていた

結婚した2人は私の顧問先の社員なので、その次にソン社長がベトナム語と日本語で挨拶をした。次に型通りに、この国でもケーキに入刀をする。

それから先は日本と大違いである。
バンドの演奏に合わせて、歌自慢が次々と舞台に上がり歌いまくる。
それも大音響なので、隣の人と話も出来ない。

歌自慢の先生方が、次々と舞台に上がる

次々と歌自慢が登場して、途切れることは無い。
更に子供が舞台の上を走り回る。全く躾がなっていない。

料理が次々と運ばれて来る。
ベトナム料理を基本とした西洋風ベトナム料理だった。
私が今までに食べたベトナム料理では、これが一番美味しかった。

テーブルに洋風ベトナム料理が並ぶ

デザートの「ヨーグルトのフルーツ添え」が出ると、食べ終わった席のお客から順番に帰って行く。最後の「両親のお礼の挨拶」も無い。

「流れ解散」という感じで、日本人の私からすれば、全くシマリが無いように思える。
披露宴の引き出物も無く、なんだか高級カラオケ店に行ったような気分になったのである。

日本語学校の先生方と写真撮影

(おまけの話)
結婚披露宴に招待されれば、ベトナムでもお祝い金が必要であろうと考えた。
そこでお祝い金に付いて、年配の先生に聞いてみた。
先生方はご祝儀として、50万ドン(2500円)を持参するようだ。

披露宴に先立ち、両親と会社を代表してソン社長が挨拶をした

そこで「私はどうすればいいんですか?」と聞いたら、橋本先生は100万ドン」と言われた。その理由は分からないが、長老先生の意見に従う。

この国の役人は息子や娘の結婚披露宴では、出来るだけ多くの人を招待する。
その時を利用して、仕事上で許認可を与えている業者などから莫大なお祝い金をもらうそうだ。だからこの国の役人に、金持ちが多いのだろう。

披露宴の終盤には私も舞台に引っ張り出され、日本の結婚式の定番の「乾杯」を合唱させられた

聞くところによると、役人になるためには「賄賂」が必要なのだから困った国だ。警察官も交通取締まりを厳しくして、違反者から賄賂を取る。

違反者も罰金を払うより安いならと賄賂を払うから、この国から賄賂は無くならない。それがこの国の発展を阻害するかもしれないと私は心配している。

披露宴が終り、日本語学校の関係者と記念撮影

 

 

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