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ベトナム(43)・・・ベトナムの宗教

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

(2013年9月9日)

今回はベトナムの宗教に付いての話である。
ベトナム人の80%は仏教徒で、日本人と同じように普段はあまり関心を持っていない。なにかお願い事をする時や、仏教の行事のある時にお寺に行く程度で、日本人に似ている。

タイニン県 仙石寺で。 中には信心深い人もいる。

 

他にはキリスト教があるが、殆どの人がカトリック教徒だ。彼らは信心に熱心で、必ず教会に行くようである。

カトリック教徒は南部地方の貧しい農村に信者が多く、どこでも同じで、貧しさから逃れる為に信心をしたのが始まりではないだろうか。

ホーチミン市の有名な「聖母マリア教会」

 

その他に新興宗教で勢力を持つ「カオダイ教」というのがある。
この宗教は世界の全ての宗教の良いところを取り入れているそうで、大きな目玉がマークである。

私は以前に何も知らずに、先生の案内でわざわざ遠いタイニン県まで見学に行ったことがある。 その先生もその寺がなんだか知らなかったのであるから、かなりいい加減だ。

カオダイ教の本殿。そこへ行った時は、なんだか分からなかった。

 

今の時期は中秋節の準備に忙しいようだ。
これは日本のお月見に相当するようだが、少し違う。
これに付いて日本語学校の先生に質問をしてみた。

それによると、西暦では9月19日が中秋節だそうだ。
この日は「子供の日」に相当するようで、月餅を買い、竹と色紙で行燈を作り、それを持って子供達は遊びに行くのだそうだ。

最近では行燈もプラスチック製となっている。音楽も鳴る。

 

近所の家に子供達が集まり、パーティをするようだ。その時には「ムーンケーキを食べ、ライオンダンスを踊る」と知らせて来ているが、なんだかよく分からない。

ベトナムは1000年以上にわたり中国の支配を受け、その後は100年にわたりフランスの支配を受けていた。それでベトナム文化というのは中国とフランスのミックスしたものなっているようである。

中秋節の様子を描いた漫画

 

満月を祝い、ケーキを食べて、ライオンダンスという踊りを踊るとなれば、これがベトナムの伝統的な文化とは思えない。

このような文化を身近で見ていると、私は『日本に生れて良かった。日本の文化を大事にしたい』とつくづく思ったのである。

昨年の田舎の中秋節。

 

(おまけの話)
「宗教の話と政治の話は外国ではなるべく避けた方が良い」、というのが世界の定説のようだ。でも、あまり深入りせずに知ることが出来るのが、日本語学校の先生に聞くことだ。

ロスに住む私の女房の従兄弟からベトナムの宗教に付いて質問があったので、私は学校の先生にメールで問い合わせてみた。その回答が以下のものである。(ママ)

ドンナイ県の派手なお寺。

 

『宗教が生活の中に溶け込むのもすごく安いです。親達も子供を教える時、仏が教えた事の通りに教える事も多いです。

ベトナムでは旧暦も陽暦も使っています。旧暦の毎月の1日と15日には仏教の人だけではなく、無宗教の人もよく精進料理を食べてたり、お寺に行ったりしています。それは死ぬ時に、自分がした悪いことを軽く出来ると思っています。』

かなり長い文章の中から一部を取り出したのだが、「気持ちは分かる!」という文章だ。これを敬語を含め添削して、日本人らしい文章に直すのが私の日課である。
彼女達は私がベトナム滞在中に、なんとか日本語を上達させたいと考えている毎日なのである。

中華街のティエンハウ寺の巻き線香

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