伊達発

ベトナム(37)・・・ドライブスルー

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

(2013年8月23日)

平日でも休日でも、朝起きる時間は変らない。
ホテルのある場所は住宅街の中なので、いつも静かだ。
お休みの日はやることが無いので、ブラブラと散歩に出掛ける。でも、この暑さの中で歩いている人は殆ど見掛けない。

路上の床屋。

 

みんなバイクに乗っている。 だから私が歩いていると、次々とバイクタクシーが寄って来る。 「バイクタクシーはいかがですか?」と言っているのだろうと思う。

カメラを持って歩いていると、思い掛けない発見がある。 地元民でも見落としてしまうような、面白いものも見える。

路上のスペアキー屋。

 

ホテルを出ると、すぐに路上の床屋がお客の耳掃除をしている風景に出合った。その向かい側では鍵屋がスペアキーを作っている。

広い道に出て少し行くと、ローストチキンを売っている。
美味しそうだが1匹では多過ぎるので、通り過ぎる。

ローストチキンもドライブスルーで。

 

その向かい側にヘルメット屋のオバちゃんが、忙しそうにしているのが見える。 歩くと暑い。誰も歩いていない。変な眼で見られる。

私は歩き疲れて、ハンカチを出して汗を拭う。
しかしベトナム人はハンカチを持つ習慣が無いそうで、トイレで手を洗わないし、洗ったら 手を振って終り。少しの滴はズボンで拭く。

ドライブスルーでチマキを買う。絶対、バイクから降りない。

 

チマキを売っている店があった。 お客はバイクから降りない。絶対に降りない。なんでもバイクに乗ったまま買う。
これはドライブスルーではないかと、気が付いた。

ココナツ屋はリヤカーで。

 

ミシンを売っている店が並んでいるところに出た。
ブラザーミシンが多い。私が小金井に住んでいた時に我が家の目の前に工場があった。その縁で買った株を持っている蛇の目ミシンは、隅に追いやられている。

その先に立体交差が見えて来た。ここは1区へ行く時に通るので覚えている。

蓮の実を買う。バイクから降りない。

 

その先に大きな公園があり、道路に色々な店が出ている。 小さな店は自転車の荷台に食べ物を乗せて売っている。 そんな店からでも買う人がいるのが不思議だ。 日本じゃ、衛生面から買う人はいない。

どこの店もそれなりにお客がいる。でもみんなバイクから降りない。
世界で最もドライブスルーの発達した国がベトナムである。

昼寝をする時も、バイクから降りない。

 

(おまけの話)
女性がバイクに乗る時のスタイルは凄い。
ヘルメットはもちろんだが、長袖のシャツを着る。

マスクをする。特注の首を隠す大きな襟を付ける。
長い手袋をする。眼鏡をかける。これで完璧である。
なぜそこまでするのか聞いてみた。

路上の帽子屋と、向こうに見えるのはビニール製プール屋。

 

「太陽で皮膚が焼けるのが嫌だから。女性は美白が命」と言う。この国は昔から太陽の光は強かったと思うがなー・・・・。

東南アジアで、女性がこれほどの重装備をする国は他には無い。
しかも長袖シャツはフリースで出来ているので、日本なら冬用である。それを夏に着て、襟まで付ける。驚くべきことだ。

安物のバイクのヘルメットはアチコチで売っている。

 

バイクの出す排気ガスは確かに臭い。
でも、上海や北京のあの酷いスモッグから見たら、全く気にするほどのものではない。

ベトナムが豊かになり、自由に外国に行ける時代が来たら、太陽の光から逃げる為に真っ先に女性がこの国を去るのではないかと心配になって来た。

自転車の荷台で食べ物を売る。フォーの汁のないもの。こんな店でよく買えるなー。

 

 

 

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