伊達発

入場無料のはずが・・・。  

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

3月後半に中央区から区報「ちゅうおう」が届いた。
大したことは書いていないので、いつもざっと目を通すだけである。
しかし3月21日号に「花と緑の集い」と記事があり、区内在住者を対象に4月1日から5月5日まで使える浜離宮の無料入場整理券が付いていた。

途中の小公園で作業員が桜の花びらを掃き集めていた。

 

浜離宮恩賜庭園」は我が家から歩いて15分くらいで行ける。
目の前にタワーマンションが出来る前は、窓から浜離宮の全景が見えた。
私がここへ越して来た時は目の前は都営住宅で低層建物だったので、かなり遠くまで見えた。

その頃は「浜離宮で菜の花が咲いたな」とか、「桜が咲いたな」と分かり、それを見てから出掛けて行ったものだった。

隅田川に架かる築地大橋の上を行く「東京BRT]の2連結バス。

 

都心に住んで、「見晴らしを邪魔された」と怒るわけにはいかない。
私の住んでいるマンションのせいで見晴らしが悪くなったり、日影になったりしている人もいるはずだからだ。
でも怒りはしないが、浜離宮が見えなくなったのは残念に思っている。

環状2号線の側道から見た「浜離宮恩賜庭園」

 

無料入場整理券の使える初日の4月1日に、浜離宮まで歩いて行った。
ところが無情にも「コロナの為、当分の間、閉園」と看板が出ていた。
私は入場整理券が4月1日からだから、わざわざ来たんだ!

それに浜離宮恩賜庭園はかなり広く、3密とは関係無い。
いつまで閉園するんだ! 東京都の「事なかれ主義」に腹が立つ。
しかも東京都と中央区の連絡も悪い。年のせいか、腹の立つことが増えた。

浜離宮恩賜庭園の「大手門」の掲示板。

 

東京都は公園も開放しないで「家に居ろ!」と言うのか?
それでは高齢者はコロナには罹らないが、認知症になる。
怒る相手がそこにいないので、仕方なく浜離宮の裏門の方に歩いて行った。

「中の御門」も閉鎖中だが、遠くに庭園内の満開の桜が見えた。
「もったいないなー」と思ったが、どうしようもないので先に進む。

「中の御門」の奥に見える桜が満開だった。

 

その先のウォーターフロントに完成した「Waters Takeshiba」でランチにする。
広場に置かれたテーブルと椅子がランチには助かる。
「The 3rd burger」という初めて聞くハンバーガーショップで681円のセットを買って、水辺のテーブルに席を取った。
食後は海からのそよ風に吹かれて、持参した本を読み機嫌を直した。

「Waters Takeshiba」の港の前のテーブルは無料。

 

ここまで来れば、すぐ先が竹芝桟橋なので様子を見に行く。
待合室には13:50出航予定のジェット船、「大島行き」に乗船するお客が20~30人は待っている。

かなり昔に私は八丈島に行く時に、女房とここから乗ったのを思い出した。
空港も港も旅の出発点だから、乗らなくてもなぜかわくわくするのである。
帰りは新橋まで歩き、東京BRTに乗って家に帰った。
スマホを持参するのを忘れたが、足の疲れ具合からすると1万歩以上は歩いた。

竹芝客船ターミナルの中の「出航時刻表」

 

(おまけの話)
新型コロナウィルスの蔓延で、色々な会社が影響を受けている。
往きに浜離宮の横の歩道を歩いて行くと、正面に巨大な電通ビルが見えて来る。

最近のニュースだがこのビルを電通は売却して、その後に賃借で入るようだ。
昔から「栄枯盛衰は世の習い」と言うが、あれだけ権勢を誇った電通も本社ビルを売却するようになってしまった。これはコロナだけの影響ではないと思うが、永遠に栄えることはないのである。

環状2号線の側道の正面に立ちはだかる「電通本社ビル」

 

竹芝に新しくオープンした「Waters Takeshiba」はJR東日本が所有している土地のようで、「劇団四季」などが使っていた場所だ。
現在はお洒落な町に様変わりして、飲食店、ホテルなどが完成している。
まだ知名度の問題と新型コロナの影響で賑わいは無いが、コロナが収まれば新しもの好きの日本人のことだからドッとやって来るに違いない。

「Waters Takeshiba」 ウォーターフロントは気持ち良い。

 

今回、Waters takeshibaに持参したて読んだ本は「チャップリンとヒトラー」で、かなり面白い。チャップリンとヒトラーは生まれたのが同じ1889年4月で、4日違いである。
この本は特に1940年に公開された映画「独裁者」の製作に関して、詳細な事情が書かれている。

欧米では当初はヒトラーを賞賛していて、チャップリンの独裁者を公開させないように世論を誘導していた。それがヒトラーがパリを占領するまでになると、手のひらを返してチャップリンを賞賛するように変った事情などが書かれている。
厚い本だが私には珍しく、3日間で一気に読んでしまった。お勧めの1冊である。

「チャップリンとヒトラー」・・・★★★

コメント

    • Shinji
    • 2021.04.02

    浜離宮のよう大きな庭園なら、混み合わない程度に入場制限すれば、(時間帯での予約など)多くの人が桜をはじめ、広々さを楽しめるのに、まったく。家に籠った生活は精神に良くないですよね。

    • 信濃 征太郎
    • 2021.04.02

    家の外で本を読むことはほとんどやりませんでした。あっ!そうだ。電車の中ではたまに読んだものだったが、もう一年以上乗り物を使っておりません。 最近読んだのは安野光雅さんの「少年時代」です。思わず笑ってしまう状況が書かれてあります。目が悪くなりなかなか読み進められなくなりましたね。