伊達発

六義園と町中華

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

前夜の天気予報では、翌日は「雨」だった。
やっと少し涼しくなると思い、この日も出掛けて行った。
目的地は「六義園(りくぎえん)」である。

前夜にネットで六義園の事前予約をしておいた。
しかし出掛ける時は晴れで、「これから雨が降るのかなー?」と心配しながら出て行った。

「六義園」の入口

 

今回は地下鉄だけを利用しようと思った。
「勝どき駅」から大江戸線に乗り「春日駅」で、三田線に乗り換える。
そして「千石駅」で下車して10分ほど歩く予定だった。

しかしバス停の前に来たら、向こうから都バスが来るのが見えた。
迷ったが暑さに負けて歩くのを止めてバスに乗り、2つ目の「上富士前」で下車したらすぐ前が六義園だった。

「中庭大門」から正面に見える名物の「しだれ桜」

 

入口で予約済みのスマホに届いたQRコードを読み取り機に当てる。
入園料はシニアなので、半額の150円である。
園内に入ると、先ず「中庭大門」をくぐる。

目の前にあるのが有名な大きな「しだれ桜」で、春の桜のシーズンには昼も夜も大勢の人で賑わう。
しかしこの日は誰も桜の木を見ていない。

「出汐湊」から中島を見る

 

「しだれ桜」を右手に見ながら、目的の庭に向かう。
ここの庭は典型的な大名庭園で、中心に池、木には松、石を配し、築山があり、回遊式となっている。
これを回遊式築山泉水庭園と呼ぶようで、浜離宮恩賜庭園もこの庭園方式だと思う。

しかしこんな立派な広い庭園なのに、私の見たところ10人くらいしか来ていない。
全くもったいない。でもネットの事前申し込みが面倒で、そこに問題があるのかもしれない。

「田鶴橋」(現在は通行止め)

 

いつもは「しだれ桜」の写真を撮り、庭をチラッと見て帰っていた。
しかし今回は人もいないので、じっくりと見て廻ることにした。
時計回りに歩いて行くと、先ず目に入るのが「泉水亭」である。
ここは中に入れなかったが、立派な茶室があるようだ。

「神泉亭」の前では庭師が箒で落ち葉を掃いていた

 

更に少し進むと、左手の奥まったところに小さな滝が見えた。
「こんなところに泉が湧き出しているのか?」と思ったが、「泉水亭」の近くなので湧き水が出ているのだろう。

先に進むと茶店があったが、そこはパスして池から離れる道を行く。
すると「こんな都会にこんな山道があるのか?」と驚かされる。
今までに何回か来たことがあったが、全く知らなかった。

奇妙な岩の「蓬莱島」

 

小山に作られた「つつじ茶屋」で一休みする。
誰もいない。静かだ。タイマーで自撮りをする。
持参した冷えたほうじ茶を飲む。都心ではこんな静かな自然に接することが出来る場所は珍しい。

しばらく休んでから、山道を通り出口に向かった。150円でこんな良い気分にしてくれる場所は他にない。
六義園で「お金の大切さ」を教えられた。

私がゆっくりした「つつじ茶屋」

 

(おまけの話)
またテレビに騙された。
六義園からバスで上野に向かう途中の「根津駅前」で下車した。
ここにテレビ番組で取り上げられた町中華の名店「新山陽」があるからだ。

バス停から2~3分の場所にある新山陽の前に来て、入るかどうか迷った。
間口1間半くらいの店で、10人も入ればいっぱいだからだ。

「新山陽」で食べた「ニラレバ炒めと半炒飯」(1050円)

 

入口で中を見ていたら、「お2階にどうぞ」と言われてしまった。
仕方なく狭い急階段を2階に上がると下駄箱があり、そこで靴を脱ぐらしい。
後へ引けなくなり、席に座りメニューから「ニラレバ炒めと半炒飯」を注文した。

食べて驚いた。もの凄く味が濃い。結局、全部は食べられず店を出た。
そして近くの甘味処に駆け込んで「氷あずき」を食べて、一息ついたのである。

根津神社の赤鳥居(左側がつつじ山)

 

根津駅前まで来ているので、時間もあり根津神社に行ってみた。
天気予報が外れてしまい、照り付ける太陽の暑い中を歩いて行った。
10分ほどで着いた根津神社は、「つつじ」の時期が終っているので、静寂の中だった。

つつじの山の写真を撮ったが、花の咲いていない時期でも美しかった。
この時期にここへ来たのは初めてだったが、時季外れに行く光景という意外性を初めて知った。

つつじの咲いていない時期でも、美しかった。

コメント

    • Shinji
    • 2021.06.22

    六義園も根津神社もよく手入れがされていて、素晴らしいです。(ゴミ、落書き、などありえないでしょう。)

    • 信濃 征太郎
    • 2021.06.22

    都会の中の”山道”は良かったですね。山道ばかりのところで育った私も行ってみたくなりました。この時期は花が咲いていなくても新緑がきれいですね。我が家の花が咲かなかったアジサイも懸命に葉を広げて頑張っております。それもまた一つの形になっています。町中華。先日評判に駆られてあるお店の持ち帰りのものを食べましたが、やはり味が濃くいまいちでした。