伊達発

国際宇宙ステーション(2)

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

以前に、3月11日に「国際宇宙ステーションの撮影」をした話を書いた。
この時は準備も悪かったし、不精をして家の中から撮影したのが間違いだった。
「早朝からの撮影ではなー」と思い一時は諦めていたが、その後に「#きぼうを見よう」というサイトを確認したら、4月3日(土)の夜8時02分に東京上空を通過することが分かった。

3月11日夜の国際宇宙ステーションの飛行コース

 

先ずは撮影場所を決める為に、その日の午前中に下見に出掛けて行った。
築地大橋より東の方で見晴らしの良い場所として、隅田川テラスが良いと思った。
そこなら朝日新聞社の左から出て、黎明橋に飛んで行く軌跡を捉えられるだろう。

しかし今回はサイトで見た地図では前回より少し南側を通過するようで、私の位置からではどこを通過するか正確な場所が分からない。

4月3日の飛行コースは、前回よりわずかに南西寄り

 

午前中は雲が多く駄目かな?と思っていたが、家を出る時は空に雲も無く「これなら大丈夫」と思った。そして夕食後に、予定していた勝鬨橋近くで三脚を立ててカメラを構える。

国際宇宙ステーションの軌跡を撮影したいので、先ず長時間露光を試した。
「ISO/3200、絞り5.6、シャッター/bulb、固定焦点」で、20秒くらい露光したものを見たら、画面がほとんど真っ白だった。焦る。

この光景で、中央付近と思ったのが大間違いだったのが後から分った。

 

そこで今度は「ISO/3200、絞り3.5、シャッター1/30秒」で撮影したら、まあまあの写真が撮れた。でも軌跡は撮れないので、1秒おきくらいに連写して合成写真にするしかないと考えた。

ところが8時5分前くらいから、雲が空を覆って来た。
本番の8時2分の時は、もうどこから宇宙ステーションが現れるか、全く見えなくなってしまった。腹が立ったが、自然が相手ではどうしようもない。
ところが家に着いたら、空から雲が無くなっていた。また腹が立った。

飛行時間になったら、空は雲で覆われてしまった。

 

2回も撮影に失敗したので、もう一度、挑戦することにした。
しかし地球の自転の影響で、いつも同じ場所を通過するわけではない。
そこで前回の反省として、もっと詳しく撮影場所を調べた。

すると「#きぼうを見よう」のサイトで確認したら、自分の位置からどの方向に見えるかが分かる便利な仕掛けがあった。それならと思い、ダイソーで方位磁石を買った。
たった110円で立派な方位磁石が買えたので、「無駄遣いは出来ないなー」と思った。

自分の位置から正確に時間、方位、仰角、距離が分かる。

 

東京の近くを通過する時は仰角が85度になり、ほぼ真上を通過することも分かった。
だから、そもそも宇宙ステーションと風景を一緒に撮影することが無理だったのである。
4月6日の夜だと大阪の近くを通過する。
これだと少し遠いが仰角が最大でも42度なので、都会の光景と一緒の絵が撮れそうだと思った。

しかし、この日もまた夕方から曇りだった。
「大阪の上空を飛ぶ宇宙ステーションを東京で撮影する」ということに実感がわかなかったが、なにしろ400キロ上空を飛ぶのだから大丈夫なんだろう。

ダイソーで買った110円の方位磁石は優れもの。

 

最初の3月11日からかなり経ち、遂に撮影時間が快晴で大阪上空を飛ぶ日を待った。
しかしホームページで確認すると、宇宙ステーションは軌道と地球の自転との関係で、その日が来ない。東京の近くに来る日もあるのだが、以前と全く軌道が違う。

3月時点では北西から南東に飛んでいたのが、4月になったら南西から北東に飛んでいる。
しかも東京から近いのに、宇宙ステーションが見えないのである。
どうなっているかが分からないので、時々、ホームページを確認して次回に備えよう。

       【宇宙飛行士の野口聡一ツイッター】・・・https://twitter.com/astro_soichi

4月になったら、飛ぶ方向が3月とまるで違っていた。

 

(おまけの話)
タワーマンションに住むようになって、なんだか空が近くなったような気がする。
以前に小金井に住んでいた時は、「空を見上げる」ということも無かった。
ところが今は窓から遠くまで見える成果、空が気になるようになった。
朝焼けの富士山や、太陽が沈む光景を見るのが好きになった。

朝陽は地平線でなく、ビルの間から昇る。

 

特に今の時期は太陽が東京タワーの近くに沈む。
その時に羽田空港に着陸する飛行機がそこを通過すると、すぐにカメラを持ち出すことになる。時間は午後5時30分から6時30分頃までで、東京タワーの真ん中に太陽が沈む時間は5時30分過ぎである。この時に太陽、東京タワー、飛行機の3つが重なるチャンスなのである。

午後5時を過ぎると、羽田空港に着陸する飛行機が東京タワーの近くを飛行するのが見える。

 

太陽は窓から見て段々と右の方(西)に移動して行くので、天気さえ良ければ1週間くらいは楽しめる。しかし肝心の時に曇ってしまい、雲に隠れることも多い。
だから滅多に3つが重なるチャンスに巡り合えないのである。

それよりこの時期に必ず来るのが、中国からの黄砂である。
洗濯ものは干せないし、窓を開けておけばベッドに黄砂が積もってしまう。
中国は色々なことで日本に迷惑を掛けているが、植林をして黄砂を止めてくれ!

黄砂の影響で、太陽がぼやけている。

 

 

コメント

    • 信濃 征太郎
    • 2021.04.21

    チャンスをとらえるべく、じっと待つ。おとぎ話”切り株にぶつかって気絶するウサギを待つ”のことを思い出してしまいました。そのような趣味も気力もないので、のんべんだらりの日々を送っております。健康保持のために歩くことはやります。朝夕は犬を連れているからいいが、一人で何も持たないで動き回るとこれはまさしく”徘徊”そのものですね。