伊達発

夕陽と東京タワーと飛行機

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

家の窓から夕陽を見ていると、羽田空港へ着陸する飛行機が東京タワーの上空を通過して行くように見える。しばらく前から羽田空港へ着陸する航空機が増えて来たので、混雑を避ける為に法令を改正して東京市街の上空を飛ぶようになったらしい。

午後5時05分には、太陽は隣のビルより上だった。

 

飛行機というものは離陸と着陸で事故が起きている。
もし東京市街の上空を飛んで墜落したら、とんでもない被害が出ると思われる。
まあそこは良く考えての決定だろうから、大丈夫だとは思う。

幸いなことに東京市街上空から羽田空港に着陸する飛行機は、我が家からはだいぶ離れた場所を飛んでいる。

午後5時14分で、太陽はビルの真上から沈んだ。

 

陽気が良くなって来たので、いつもは不精をして窓から見ている飛行機を築地大橋の上から撮影しようと思い立った。丁度、この頃に太陽が東京タワーの中を沈んで行く季節なのである。

さらにそれに加えて、飛行機が東京タワーの上空を飛んでいる写真が撮れたら、これは滅多に無いチャンスなので傑作になるのではないかと思った。

午後5時24分になり、太陽はビルの横から顔を出した。

 

午後5時前にカメラと三脚を担いで、築地大橋に向かった。
我が家からは数分の距離である。
東京タワーが他のビルに邪魔されない位置に、三脚を立てる。
まだ太陽は左の方の大きなビルの左側上空にある。

午後5時31分になり、いよいよ太陽は東京タワーに近付いた。

 

時々、飛行機が着陸態勢となって下降して来るが、まだ写真を撮るには早い。
以前は1~2分おきに飛行機は来たが、今は新型コロナウィルスの影響で飛行機の便数が極端に減ってしまったので、なかなか来ない。
「夕陽と東京タワーと飛行機」という構図が完成するかどうか心配になって来た。

午後5時37分に太陽は東京タワーの中に入ったが、飛行機が来ない。

 

太陽がビルの右側に出て来た。
もう少しで東京タワーに入る。飛行機も来ている。大丈夫そうだ。
やがて太陽が東京タワーに掛かるようになって来た。
もう少しで東京タワーの真ん中に来ると思ったのだが、その時になってからは全く飛行機が飛んで来なくなってしまった。焦る。

午後5時42分になっても、まだ飛行機は来ない。

 

太陽が東京タワーの中心を過ぎてしまったのに、まだ飛行機は来ない。
なぜなんだ? 太陽が東京タワーの左側にあった時は、あれだけ多くの飛行機が飛んで来ていたのにー!

太陽が地平線に沈みそうになったら、飛行機が飛んで来た。 遅い!
傑作写真というものは、そう簡単には撮れないと悟っただけが収穫だった。

午後5時43分になって飛行機が2機飛んで来たが、もう遅い!

 

(おまけの話)
パソコンをやっていたら、テーブルの上に置いてあるスマホが鳴った。
どうせ大した用事ではないしと思って、もたもたしてからスマホを取った。
そして「上にスクロール」と出ていたので、そうしてから電話に出た。
その瞬間に電話は切れた。怪しい電話だと思い、その電話番号をネットで検索した。

午後5時44分少し前に、2機の内の後ろの1期が東京タワーにぶつかりそうに見えた。

 

その電話番号は「0120-427-xxx」である。
この番号をネットで検索したら、「GS選挙センター/内閣支持率アンケート」と出ていた。それでも心配なので同じ画面で下の方を見たら、色々な情報が載っていたのでそれらを見てみた。

この番号はGS選挙調査センターで、内閣支持率の調査を行っている会社のようだ。
自動音声により政党支持率の調査を行っているらしいが、少し怪しい。

午後5時45分になり飛行機は来なくなり、鳥が飛んで来た。

 

ネット情報には怪しいものがある。
それは「0120のフリーダイヤルで掛かって来た電話料金は、着信側(私)が負担するようになっている」というものだった。一瞬、「商売でアンケートに協力させた上に、電話料金まで相手に負担されるとはとんでもないビジネスモデルだ」と思った。

そこでさらに詳しく調べてみたら、当たり前だがそんなことは無かった。
「0120は発信も着信も相手が支払う」と分かり安心した。ネット情報は怪しいものもあるので、気を付けよう。

東京の市街地上空を飛ぶ飛行機は有視界飛行のみ許されているので、もう飛んで来ない。

 

コメント

    • Shinji
    • 2021.04.05

    どれもいいですが、5:24 PM の写真が一番いいと思いますよ。

    • 信濃 征太郎
    • 2021.04.05

    大都会の夕暮れ。まさにその姿です。夕日はなぜか人の心に響きます。明日も同じようなことがあるだろうに名残惜しい気持ちになってしまいます。子供のころ、夕日の沈む影を追いかけて山の斜面を駆け上ったことがありました。そこにはやはりねぐらに帰る鳥が飛んでいたように思い出しています。