伊達発

徒然なるままに・・・・鏡開き 

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

忘れてはいけないことを忘れてしまい、忘れてもいいことを覚えている。
聞こえているのに聞こえないふりをしたり、言わなくてもいいことを言ってしまったり・・・と、年寄りとは不思議なものだ。
今回のタイトルの「徒然なるままに」も中学か高校の時に習ったもので、その先も覚えているから脳というのはどうなっているのだろう?

今年は丑年(カニ道楽で頂いたお年賀の牛)

 

1月11日の朝に女房が私に聞いた。
女房「鏡開きは1月なん日?」
私 「分からないなー」
女房「調べてみて。鏡餅を切って、おかきをつくるから」。
そこで調べてみたら、1月11日がその日だった。

女房が友人から頂いた石鹼の牛と赤べこ。

 

食後に飾ってあった鏡餅を降ろして、紅白の餅を小さく切った。
昔と違って現代の鏡餅はビニールで真空パックされているので、あまり硬くなっていないので切り易いので助かる。女房は「おかき」を作ると言っていたので、小さく切る。
そして窓際に新聞紙を敷いて干した。

我が家の正月飾りと「鏡餅」

 

昔のことだが、所属先のゴルフ場の仲間に「おかき屋」のU社長がいた。
ある時、草加煎餅の話が出たら、Uさんが「煎餅とおかきの違いを知っているか?」と言った。
改めて聞かれると、私は分らなかった。

U社長は専門家らしく懇切丁寧に説明してくれた。
要約すると【煎餅は原料が「うるち米」、おかきとあられは「モチ米」】ということだった。

小さく刻んだ紅白の鏡餅。

 

窓際に干してあった鏡餅が乾いたので、女房はそれを油で揚げて塩を振った。
熱々の出来たての「おかき」はとても美味しかった。

女房のオヤジは関西出身なので、その影響で女房は少し関西風である。
我が家で作ったのは「おかき」で、これは東京では「あられ」と呼ぶ。
東京では小さめのものを「あられ」、大きめのものを「かきもち」と呼ぶ。

刻んだ大きさは8ミリ角くらい(乾燥に2週間)

 

「おかき(御欠)」という呼び方は「丁寧語」で、元は「かきもち」である。
漢字で書くと「欠餅」で、鏡餅などを欠いて作る。
包丁などを使って切るのは縁起が悪いということで、槌で叩いて割るのである。

我が家の「おかき」は油で揚げるので、正式には「揚げおかき」というようだ。
油で揚げていないおかきは年寄りには厳禁である。
硬くて歯を欠いてしまう恐れがあるので、食べるなら注意した方が良い。

大阪の「住吉神社の裃姿の招き猫」           (10匹、集めると大きな招き猫と交換してくれる)

 

「徒然なるままに」書いてしまったが、「鏡開き」に付いて書き忘れた。
実は私も良く知らなかったので、これも調べてみた。

すると「鏡開きとは、お正月に年神さまが滞在していた居場所であるお餅を食べることで、霊力を分けてもらい1年の良運を願う行事」と出ていた。
日本の文化というのは、なんかホノボノしていていいなーと感じた鏡開きだった。

出来上がった手作り「あられ塩味」、塩、醤油、砂糖の3種類を作った。

 

(おまけの話)
鏡開きとは関係無いが、最初に年寄りの特徴を書いたので、それに関する話である。
今年になり、最初に図書館で借りた本の題名は「ボクはやっと認知症のことがわかった」だった。

私はいつも「もうこの年になれば、怖いものは無い」と言ってはいるが、実はなによりも怖いのが認知症である。それらしき友人も身近にいるからだ。

「ボクはやっと認知症のことがわかった」★★★

 

この本の著者は認知症の専門医だった早川和夫さんである。
自分が認知症になって、初めて認知症のことが分かったということを書いてある。
著者は認知症の機能検査で日本中で使われている「長谷川式スケール」の開発者であるから、なんとも皮肉なものである。

認知症の検査で「今日は何年何月何日ですか?」とか、「100から7を順番に引き算して下さい」などなら、みんな知っていると思う。

「餅と日本人」★★

 

この本を読んで分ったことがある。
「認知症の人の言うことを、我慢して聞いてあげる」ことが重要のようだ。
それと「長生きすれば、必ず認知症になる」ということだ。

同級生の医者が言っていたのを思い出した。
「人生の最後は癌で早く死ぬか、長生きして認知症になるか、どちらかを選ぶしかないんだよ」。
出来ることなら、私は認知症は選びたくない。

「いつものように幕が開き」★★★

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