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振り上げた拳は?

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

ブログ閉鎖中の話題(2016年4月20日)

都内に住んでいる関係から、近くで開催される講演会、勉強会、公開講座などに参加する機会が増えた。女房と娘がパリに旅行に行っているので、いつもより更に暇人となった私は4月16日にある公開講座に参加した。

家からタクシーで築地市場駅まで行った。 「忘れ物 第1位 携帯電話」は時代を反映している。

 

登場人物の名誉を考え、名前と場所は伏せる。
インターネットでたまたま見つけた公開講座が面白そうだったので、申し込んだ。
都内のある場所で開催された公開講座は「天皇陛下に戦争責任はあるか?」というタイトルで、ディベートをするところを聴講生として見ることが出来るものだった。

築地場外市場は大賑わい

 

会場に入ると学校の小さい教室くらいの広さで、入り口で聴講者は名前を記帳する。
係の人が「2000円です」と言う。「無料のはずなのに変だなー」と思ったが、部屋に入ってしまったので仕方なく財布を出した。
そこへ通り掛かった主催者の大先生らしき人が、優しく「今回から無料です」と言った。

大江戸線は地下深くを走るので、エスカレーターはもの凄く長い。

 

席に座り周りを見渡すと、正面、両サイドの壁一面に第二次世界大戦の写真、資料などを殴り書きした大きな紙で埋め尽くされている。
「変なところに来てしまった」と思ったが、その時はもう遅い。
前方にテーブルが向かい合って置かれていて、正面に大先生のテーブルがある。

汐留シオサイトのビル群。

 

公開講座というのに、私以外に1人も聴講者がいない。なんだか居心地が悪い。
テーブルの両側に6人づつの中年オヤジの生徒が座り、ディベートが始まった。
それぞれに肯定派と否定派に分かれていて、激しい議論が戦わされる。結構、面白い。
2回目の休憩時間になったので、私はそろりと席を立ち出口に向かった。

マンションの友人たちを誘って、月島の「スペインクラブ」にパエリアを食べに行った。

 

すると突然、大先生が私の背後から大声で怒鳴った。「帰るのか?」。
私は「すみません。用事がありますので」と言ったら、大先生は「これだけ朝から準備をしているのに、主催者の私に挨拶も無いのか?」と怒る。
私は出口に向かったが、ドアの方ではなく係の人の方に向かったのである。

この店は歴史も古く、倉庫を改造した店のせいか雰囲気が良い。

 

私は「初めて来て事情が分からないので、係の人に退席したいがどうすればいいのか?と聞こうとしていた」と言いかけたが、私の言葉を遮って、「仕事はなんだ?」と聞く。
私は「引退したので仕事はありません」と言うと、「現役の時はどこの会社のサラリーマンだったんだ?」と声を荒げる。

スペインクラブの帰りに亀の散歩を見に行ったが、この日も仕事が入り散歩は中止。 この亀を飼い出した時はの大きさはマッチ箱くらいだったと、オヤジさんが言っていた。

 

(おまけの話)
この大先生は著書も多く、右派の論客で、かなり有名人らしい。
それが休憩時間になり、たった1人の聴講生の私が退席すると知り、「こいつは左派で、敵情視察に来たに違いない」と思い込んだのではないか?
私は「サラリーマンではなく、中小企業を経営していました」と答えると、「エッ!」という大先生の驚いた小さな声が私には分かった。

4月16日は親鸞聖人の月命日なので、同じマンションの81歳のお婆さんに誘わ れて、築地本願寺に参拝に行った。その後で、この公開講座に行ったのである。

 

そこから大先生の言うことが論理的でなくなった。「結婚式の披露宴だって、途中で席を立たないだろう!」と言う。
でも、どこの大学の公開講座でも、休憩時間中なら途中退席で怒られることはない。

私は言いたいことが山ほどあった。「資料は生徒のために用意したのであって、私のためじゃないでしょ!」、「結婚披露宴と公開講座がなぜ同じなの?」、「途中退席が許されないなら、募集欄にそう書くべきだ」、「有料公開講座で誰も来ないので、今回から無料にしたのでは? それでも来たのは私だけ?」など色々ある。

毎月、1日と16日には朝粥がふるまわれる。

 

しかし密室の中で、私1人対大先生とシンパの15人である。言いたかったが、言わなかった。仕方ないので、「では予定を変更して、引き続き授業に参加します」と言ったら、「居て欲しくない」と言う。
それならと丁寧にお詫びをして、お礼を言って部屋を出た。
一時はどうなることかと思った。

大先生も振り上げた拳を、どうすれば良いか分からなくなったのだろう。
私は武士の情けで名前は公表しないが、大先生なら、もっと穏やかに論理的に話した方が良いと思いますよ!。

16日だけは、さらに築地本願寺特製のアンパンがふるまわれる。

コメント

    • 信濃 征太郎
    • 2021.04.07

    場違いのところへ行ってしまった!!これは大変困惑します。何度かそのような経験をしました。繁華街の中の怖いスナックへ入り込んでしまったことがありました。周りがそれらしき人物ばかりですぐに外へ出ました。弔問客が一人もいないお通夜で焼香して帰ったこともありました。snsの情報にはそのようなものも多いのでしょうね。

    • Shinji
    • 2021.04.07

    この大先生の高飛車な態度。それと、参加者をサラリーマンだと決めてかかっている料簡の狭さ。技量不足と見受けました。