伊達発

桜を求めて勝どきから木場へ

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

桜の命は短いので、今回は勝どきから木場まで歩いて桜を探しに行った。
勝どき駅から清澄通りを進むと、月島川を越える。
この橋の名は「月島橋」で、ここから隅田川に出る水門が見える。
川の両側には桜の木が植えられていて、橋の上からの眺めがとても良い。

月島橋の上から桜を見る。

 

この先は「もんじゃ」で有名な月島だが、そこには桜は見当たらない。
立体交差を潜ってから、左に行くと佃である。
ここには有名な「佃煮屋」と「住吉神社」がある。
徳川家康に従って、大阪の住吉から来た人達が先祖の町である。

佃で桜の前でお揃いの真っ赤なランドセル姿で。

 

住吉神社の周りは沢山の桜の木が植えてある。
小学1年生が数人で、母親に記念撮影をしてもらっている場に出会った。
みんなお揃いの真っ赤なランドセルを背負っていて、とても可愛い。

住吉神社に入ると、桜の木は2本しか見当たらなかった。
どちらもあまり立派ではないのが残念だ。

住吉神社の桜は「ソメイヨシノ」ではなかった。

 

住吉神社を抜けて隅田川沿いに行くと、小さな運河を越えて「リバーシティ21」に入る。ここは高級マンション群があり、内閣府特命大臣だった竹中平蔵が買って持ったことで週刊誌の話題になったこともある。

マンションの前は隅田川、横は隅田川がここで分流する地点になる。
その川沿いに多くの桜の木が植えられていて、今はそれが満開となっていた。

住吉神社を出ると、その先に常夜灯を模した白いトイレがある。

 

リバーシティ21を抜けて相生橋を渡ると、そこから江東区となる。
右手に東京海洋大学があり、校内の桜が見える。
この大学は東京水産大学と東京商船大学が統合されてできた大学である。
校内に大きな帆船が置かれていて、私は時々、写真を撮りに行く場所でもある。

永代橋の向こうに「東京スカイツリー」が見える。

 

更に進むと、門前仲町の交差点が見えて来る。
その手前に大横川が流れていて、ここが桜の名所である。
この日(25日)はちょうど満開で、橋の上からは素晴らしい眺めだった。

オープンデッキの桜見物の遊覧船がやって来た。
みんな下から上を見上げている。私が見られているようで、目を逸らした。

相生橋に出るところに、短い桜のトンネルがある。

 

大横川を上流に向かって桜のトンネルの中を歩いて行く。
桜の枝が水面に垂れていて、その影が水面に映り、なんとも芸術的だ。
こんな絶好の日なのに、細い小径で行き交う人もあまりいない。

全く勿体ない。3密になる場所ではないのだから、桜くらい楽しんで欲しい。
テレビのコロナの煽り報道で暇人の年寄りも家に籠り、ボケてしまう。
そこから木場のイトーヨーカドーまで行ったが、桜はあまり無かった。

大横川に架かる石島橋から上流を見た光景。 パノラマ撮影。

 

(おまけの話)
月島橋を越えたところで、自転車に乗ったオヤジが止って写真を撮っていた。
桜を撮っているのじゃないので、私は近付いてオヤジが写真を撮っていたものを
見た。そこには派手な看板が何枚の貼られていた。
それを見たら、タワーマンションの建設反対運動の説明書きだった。

水面に浮かぶ桜の花びらと、水面に映る桜の枝。

 

看板には「月島3丁目に2つの建設計画」、「2年後に始まる」、「人口急増による地域への影響」、「続々と建つタワマン! 日影が広がる月島」などの文字が躍っていた。確かに月島はこの2~3年で、もの凄い勢いでタワマンが出来ている。古くからの街並みは破壊され、昔から住んでいた人達は去って行った。

お花見の観光船がやって来た。

 

新しく越して来る人達は、月島に愛着は無い。
値段と通勤の便利さで、ここに越して来ているのだと思う。
マンションの住民は「隣はなにをする人ぞ!」であるから、町との交流も無い。
勝どきのマンションに住む私が言っているのだから、間違いない。

昔のような近所との濃い関係は、確かに面倒である。
反対運動をしてもデベロッパーは法律違反をしていないので、どうしようもない。
でも家族だけでまとまり、同じ屋根の下にす住む同士が無関心というのも問題だ。

富岡八幡宮の大鳥居の両側に寂しい桜の木があった。

コメント

    • 信濃 征太郎
    • 2021.03.30

    人はなぜか密集しますね。密を避けろと呼びかけられて久しいのに、何かあれば集まってしまいます。報道の仕方も「今日はこんなに人出がありました!」とやっています。「これは危ない!」と考えればよいのだが、「それでは私も!」と出かけてしまうようです。「ここにこれだけ集まりました。」とやるから「そこへ行かないと時代に取り残される!」とばかりにさらに集まっていきます。何か良い報道のやり方はないものかと思ってしまいます。「危険を覚悟でお出かけください。」では変ですね。