伊達発

武漢ウィルス(70)・・・クルーズターミナル

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

新型コロナウィルスが初めて日本に入って来たのは、クルーズ船からだった。
それ以前から入っていたという説もあるが、みんなが知るようになったのは2月3日に横浜港に入港した「ダイヤモンド・プリンセス号」である。

あの時は世界のどこの国も、このコロナウィルスが自分に降りかかるとは夢にも思っていなかったので、日本の対応をあざ笑っていた。

南極観測船「初代・宗谷」

 

その後、世界中にウィルスが拡散して、今のような事態になってしまった。
だから「クルーズは危ない」という評判が立ち、世界中でクルーズ旅行が取り止めになってしまった。

日本政府観光局は、2020年に4000万人の外国人観光客を呼び込むという作戦を進めていた矢先の事件であった。

ターミナルへの車道。前方に見えるのがターミナル。

 

東京都はクルーズ船の大型化に対応する為に、湾岸地区の青海に新しい国際ターミナルを建設した。その名は「東京国際クルーズターミナル」である。

今までの晴海客船ターミナルでは、レインボーブリッジの海面からの高さが不足していて最近の大型船が通過出来ないからである。

そして新ターミナルが完成したが、コロナウィルスの影響で開業を延期していたが9月10日にオープンとなった。

「TOKYO INTERNATIONAL CRUISE TERMINAL」

 

入港するクルーズ船の予定は無いが、東京都港湾局は施設を開放して見学してもらおうという企画のようだ。それに応えて、私はすぐに見学に行った。

都バスの「東京ビッグサイト」行きに乗り、「新豊洲駅」で「ゆりかもめ」に乗り換える。そして以前は「船の科学館」という駅名だったが、今は「東京国際クルーズターミナル駅」となった駅で降りる。

「ターミナル3、4階のCIQのフロアの様子」   (customs, immigration and quarantine)

 

この駅で降りる人は誰もいない。
すると目の前の海の向こうに、大きなターミナルらしき建物が見える。
左手に南極観測に使われた砕氷船「宗谷」が係留されている。

海に突き出た車道と歩道の2本の道があるので、歩道を歩いて行く。
ここでも誰も歩いていない。

「4階のエレベーター」

 

やっと建物に到着して、館内に入る。入口で手の消毒と、自動検温カメラがある。
そこへ行くまで誰もいなかったので、私はマスクを外していた。

すると検温機が「マスクをして下さい」と言ったので、驚いた。
館内にも誰もいない。4階までエレベーターで上がったら、若者が数人いた。
私の感じでは、彼らは来年の就職の内定をもらった学生達ではないかと思った。

開業記念に寄港した「にっぽん丸」


なにしろ館内は誰もいないし、入国審査の設備も無くガランとしている。
冷房だけはしっかりと効いているので、椅子に座ってしばらく休む。
でも見るところも無いので、適当に切り上げて帰ることにした。

出口にお土産用としてゴムの客船と、クリアファイルが置いてあった。
東京都港湾局もお金が掛からないように人の配置をしていないので、見るべきものは館内ではなく、4階から見える東京湾だった。

「見学のお土産のクリアファイルと、ゴムのクルーズ船」

 

(おまけの話)
今までのクルーズ船の東京の着岸は「晴海客船ターミナル」で、そこは私の住む家から歩いて15分くらいの場所にある。

マンションの裏から出て歩いて行くと、東京オリンピックの選手村がある。
その選手村を通り過ぎると、そこが晴海客船ターミナルで、都バスの「晴海ふ頭」行きの終点である。

「中央建物群がオリンピック選手村」(マンション49階から)        その奥の三角屋根が「晴海客船ターミナル」

 

この一帯は私の若い頃は、各種の見本市が行なわれた「東京国際見本市会場」だった。
私の会社も機械を出展していたので、何回も通った場所である。

晴海客船ターミナルも、コロナウィルスの影響で「開店休業」状態である。
1階は誰もいないので、2階へ動く歩道で上がって行く。ここも誰もいない。

「晴海ふ頭・客船ターミナル」

 

ここは通常は入国審査をする場所だが、いまは何も無い。
片隅に乗客の旅行カバンを運ぶカートが集められて、寄せられているのが侘しい。

日本中で「こんなはずじゃ、なかった」というものが沢山あると思うが、クルーズターミナルはその代表例ではないだろうか?

「乗客用のカート」

 


       

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