伊達発

武漢ウィルス(98)・・・オミクロン

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

記事一覧
エントリー数 アクセス数計
旧ブログ 2,106 1,284,749
当ブログ 445 45,042
総計 2,551 1,329,791

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

11月12日にブログで取り上げた『武漢ウィルス(97)・・・これで最後にしたい』でコロナの話題は終ると思った。毎日の東京都のコロナ感染者数を手帳に付けていると、ドンドンと減って行くのが気持ち良かった。ところが12月の2週目くらいから、少し様子が変になって来た。
前の週の同じ曜日と比べて、増加している日が続くようになって来た。

疱瘡退治の絵

(昔の日本では感染症に悩まされ、それを退治する浮世絵が流行した)

 

更に問題なのは、デルタ株から変異した「オミクロン」というウィルスが、空港の通関で発見されるようになって来た。それでも大したことにならずに収まるかと思ったら、市中感染の報告が12月22日に大阪、24日に東京と相次いだ。その後は各地で発見されている。

「オミクロン」はまだ分からないことが多いが、どうやら「感染力は強いが、重症化はしない」らしい。
ウィルスは自分が生き残るために感染力を増す。しかし「宿主の人間が死んでしまったら、自分も生きられない」という宿命にあるそうだ。これは感染学者の受け売りである。

アマビエ

 

南アフリカから広がったオミクロン・ウィルスは、あっという間にヨーロッパに広がった。
ニュースによると【12月29日発表の1日当りの新規感染者数はアメリカは31万2043人、イギリスは12万28812人、フランスは19万9808人、イタリアは7万8300人、スペインは9万9671人、ベトナムは1万4440人、日本は313人】だった。

日本政府にコロナ対策を助言する評議会は『日本の感染者数は1月には、1日当り数十万人に膨れ上がる恐れがある』と伝えていた。だが私の予想では、評議会はまた外すだろうなー。

「麻疹送り出しの図」

 

日本は昔から感染症では苦しめられて来た。代表的なのは「疱瘡」と「コレラ」だった。
コレラは漢字で「虎狼狸」と書いた。きっと「虎」と「狼」と「狸」を合わせたくらい怖かったのだろう。
そのせいで、多くの疫病退治の浮世絵が残されている。
今回の写真はその中から、いくつかの浮世絵を選んで載せた。

「虎狼狸(コレラ)の図」

 

特に有名なのが、「加藤清正の手形」である。
この絵は大きな手の平の前に、どっかりと座った加藤清正がいる。
朝鮮出兵の際に、かの地で虎を退治したことで有名になり、疫病を加藤清正に退治して欲しかったのだろう。

その時代には原因も分からず、どうしていいのか分からず、ワクチンも無く、神様に祈るしかなかった時代なのである。そこへいくと現在はワクチンもあるし、飲み薬も出て来そうだし、ウィルスの正体も分って来ているので、神様に頼らないで済む我々は幸せである。

悪病退治の図

 

12月24日のニュースで、「在庫になっているアベノマスクを廃棄する。その前に希望者には無料で提供する。送料は政府が負担」と報道していた。これを見た女房は、『すぐに申し込んで!』と私に言った。
「捨てるものを欲しい」とは思わなかったが、理由を聞いてみたら、『ガーゼなので、色々な利用方法がある』と言った。

彼女は手芸が好きなので、きっと驚くような作品になってアベノマスクが生かされるだろう。
申込は「100枚単位」と分かり、100枚を注文した。そして1月中旬に「アベノマスク」が我が家に届くことになっている。

【アベノマスク申込】・・・https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/mask_haifu_kibou.html

悪病退治には為朝の絵が人気だった。

 

(おまけの話)
先日、夕食の時に、私の娘が話している内容にビックリした。
その日の午前中に、彼女は友人に会いに出掛けて行ったのは知っていた。
会いに行った友人はフランス在住で、正月を日本で過ごすために戻って来たのであった。

日本への入国に際しては、出発国での14日以内のPCR検査の陰性証明書、空港でのPCR検査、日本到着の空港でのPCR検査、その後、3日間のホテル隔離と連日のスマホ・アプリによる連絡、自宅での10日間の自粛が義務付けられていたそうだ。

虎列刺(コレラ)退治の図

 

10日間の自宅自粛が解除されたので、友人は私の娘に会うことが出来たのである。
久し振りに友人と会ったので、お茶をして2時間くらい過ごしたようだ。
その日の夜である。娘のところに友人から電話があった。

そして驚くべき話があった。『検疫所からの連絡で「帰国便の中にオミクロン感染者が見つかった。あなたは濃厚接触者となったので、外出をしないように。検査は12月30日で、詳細は別途、知らせる」という内容だった』そうだ。

トラ退治の加藤清正の手形は一番人気。

 

でも良く考えてみると、帰国者は搭乗する空港に行く2週間前までのPCR検査の陰性証明書が必要である。
出発空港ではPCR検査を行い、日本に着いたら空港でまたPCR検査を行う。
そして指定のホテルにバスで運ばれて、3日間の隔離が行なわれる。

そこを出る時にまたPCR検査を行い、自宅で10日間の隔離生活を行うのである。
彼女が濃厚接触者と言われたのは、日本に到着後14日目である。すでにその時は外出している。
空港でのPCR検査の結果が14日後に出るとは思えない。これで「感染を止める」というのは無理である。

麻疹(はしか)心得乃図

 

帰国して自宅隔離から解除された後に、『濃厚接触者』と言われても遅い。
すでに彼女は町中を歩き廻っているし、私の娘にも会っている。
検査の結果で彼女が「感染」だったら、次は私の娘も濃厚接触者になる。

娘の検査結果によっては、私も次の濃厚接触者になってしまう。もう感染を止めることは出来ないと思う。
どうも報道とは違い、コロナの入国管理には穴がありそうだ。

疱瘡退治の図

コメント

    • 信濃 征太郎
    • 2022.01.05 7:11am

    強権国家ではない我が国のやることは生ぬるいように思えるときがあります。街中も人の動きが激しくなっていますから、これから先が思いやられます。 一昨年の秋のこと、友人が名古屋から用事で出かけてきて、近くまで足を延ばしてくれました。駅そばのコーヒー店で会いましたが、小声で、小一時間、こっそりと話をして別れました。同じような事態がずーっと続いているのですね。

    • Shinji
    • 2022.01.05 8:10am

    ここロサンジェルスです。向かいに住んでいる家族はクリスマスで1週間、奥さんの実家へ里帰りでイタリアに行って一昨日帰って来ました。夫婦と4歳と1歳の娘を連れてです。空港での書類書き込み提出がとても煩雑だったとはいえ、隔離もなくて1週間楽しんできた、とのこと。国によって随分と違うのですね。