心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

3月になり、やっと暖かい日が増えて来た。
マンションの管理組合から「リモートワークが増えていて、電力が不足しそうなので節電をお願いします」と連絡があった。そんな事情もあり室内暖房温度を少し下げているので、やはり寒い季節より暖かい季節になった方が嬉しい。

隅田川に架かる「東武鉄道」の鉄橋と東京スカイツリー。

 

そんな時に突然、「啓蟄」と言う言葉が頭に浮かんだ。
我ながら古いと感じた。今の時代には「啓蟄」なんて言葉は死語だろう。
これを「けいちつ」と読める人も少なくなっていると思う。
啓蟄とは虫が冬眠から目覚めて活動を始める頃だが、コンクリートジャングルの都会ではほとんど虫を見ることが無い。

隅田川に架かる「桜橋」の手摺の穴から見えた東京スカイツリー。

 

今年の啓蟄は3月5日だが、私も虫に倣って外に出ることにした。
毎日のこととなると、そうそうは行く場所が無い。

バレンタインデーに女房からプレゼントされた「不二家のハートチョコ」を食べ終ったら、また食べたくなった。不二家の前を通ったので、店員に聞いてみた。
すると「この商品はバレンタインの時だけの販売です」と言われてしまった。

水面に影を落とす東京スカイツリーと、隅田川テラスの歩道。

 

そこでネットで色々と探してみたら、「OKストア」で安く売っていると分った。
陽気が良いので、浅草から徒歩20分ほどのOKストアに行ってみた。
ここは大きな店で、1階が駐車場、2階・3階が売り場となっている。
3階の菓子売り場に行ってみたら、多くのメーカーのチョコレートが売られていた。
しかし残念だが、不二家のハートチョコレートは無かったのである。

トランペットの練習をする青年。

 

少しばかり腹が立ったが、ウォーキングがもう1つの目的なので諦めた。
そして隅田川に出て、テラスを歩いて戻ることにした。
ポカポカ陽気に誘われて、大勢の人が隅田川のテラスに出て来ている。

老夫婦は仲良くベンチでお弁当を食べているが、手作りではなくコンビニ弁当だ。
その横をジョギングの若者が走り抜けて行く。

ホームレスが干している下着。

 

土手の陽当りの良い場所に、洗濯した下着が干してある。
この辺りに住むホームレスの持ち物だろうが、意外に清潔好きのようだ。
その先では、トランペットの練習ををしている若者がいる。
本を読んでいる女性がいる。散歩している家族連れがいる。
東京スカイツリーを背景に、スマホで記念撮影をしているカップルもいる。

キリンビールの金色の建物に映る東京スカイツリー。

 

暖かい日差しの中で、みんな思い思いに暖かい太陽を楽しんでいる。
ただ今までと違うのは、みんなマスクをしていることだ。
外の良い空気を吸いたいのでマスクは外したいが、「マスク警察」という変なオヤジに出会うと面倒なので我慢する。

冬の間はあまり気にならなかったが、陽気が良くなったら「一日も早くコロナが終息して、マスクの要らない生活がしたい」と思った啓蟄だった。

キリンビールのオブジェは「聖火台の炎」を表しているそうだが、多くの人は「ウ●コ」に見えると悪口を言っている。

 

(おまけの話)
毎日、外へ出ているが、3時間から4時間で家に戻って来る。
その大きな理由は「公衆トイレを使わないため」である。

新型コロナウィルスは大腸に受容体が多くあるので、大便をすると外へ排出される。
「水洗トイレの勢いで、ウィルスがトイレに撒き散らされる」と学者が言っていた。
私はその説を信用しているので、出来る限り家でトイレに行くようにしている。

「野良犬の値段」★★★

 

そうなると、以前より大幅に家にいる時間が増えている。
テレビはあまり見ないので、本を読むことになる。
新刊書は図書館に申し込むと、少し時間は掛かるが買ってくれる。
だから以前のようにアマゾンに注文することが減った。

「ソフトバンク 巨額赤字の結末」★★

 

私は本を読むスピードが遅い。
借りてみたが、面白くない本もある。
でも性分なのか、途中で読むのを止めることは無く最後まで読む。
「最後の方で興味深いことが書いてあるのではないか?」と善意に解釈している。
しかし最初の方で面白くないと思った本は、ほとんど最後まで面白くない。

「うなぎ百選」★★(鰻屋に置いてあった小冊子)

コメント

    • 信濃 征太郎
    • 2021.03.05

    啓蟄。虫も動き出しますが植物も伸びだしてきます。庭のスイセンやヒヤシンスの葉が勢いを増しております。 都会の川岸は風情があまりないですね。文字通りの”土手”がほとんどありません。虫も草もさらには人間も生きる場所を探して苦労しますね。