伊達発

4月25日、5月3日、5月12日 

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

「4月25日」、「5月3日」、「5月12日」と見ると、勘の良い人はすぐ分る。
4月25日は3回目の緊急事態宣言が実施された初日である。
そこで私は街の様子を見る為に、銀座方面を見て廻ることにした。

12時半頃に銀座に行ったが、緊急事態宣言初日なのに人出が多くビックリした。
どうやら都民はコロナからの自衛手段を分っているようだ。

4月25日はいつもと変らぬ人出だ(銀座4丁目三越デパート前)

 

デパートは食品売り場とレストラン以外は、休業としたようだ。
映画館、パチンコ屋、カラオケ、銭湯、図書館、美術館など多くが休業である。
笑えるのはお酒を提供するのが商売のバーやスナックである。

それは「酒を提供しなければ、午後8時までの営業が許可」されている。
喫茶店のオーナーがネットに書き込んでいるのを見た。
「酒を出さないバーは、コーヒーを出さない喫茶店」。
まるで昔のアメリカの「禁酒法」の時代のようだ。

4月25日は日曜日だが、歩行者天国は中止(松屋デパート角)

 

三越と松屋を覗いたら1階の入口は閉鎖していて、地下1階の入口からだけ入れる。
そして地下1階と2階の食品売り場と、化粧品売り場は営業していた。
「GINZA SIX」は閉店、ユニクロと路面店のブランドショップはオープンしていた。

不可解なのはビックカメラのような大型店でも家電店はオープンで、ファッションもユニクロはOKでデパートは閉鎖という理由だ。もうこうなると、凡人には何がなんだか分からない。
これを決めた政府関係者自身も、分からなくなっているのではないだろうか?

【4月25日の東京の感染者数】・・・685人

松屋デパートは2階以上が閉鎖中。

 

5月3日は緊急事態宣言の中日であった。
やはりここでも街の様子を見たくなり出掛けて行った。
午前11時頃に銀座4丁目に行ってみたら、普段よりは人出が少なかった。
しかし昨年のゴールデンウィークに比べれば、かなり人数は多い。
出て来ているのは若い人達ばかりで、ジジババは殆ど見掛けなかった。

【5月3日の東京の感染者数】・・・708人

5月3日、午前11時頃の銀座4丁目交差点(和光前から)

 

暇な時にネットを見ると、かなり面白いことが書いてある。
今回の緊急事態宣言では寄席、ミニシアターは休業要請に協力しないそうだ。 その理由に「社会生活に必要なものは除外」とあるので、「自分達は社会生活に必要」と判断したそうだ。

こういう団体があっても良い。ミニシアターのオーナーが言っていた。
「休んだとしても協力金は1日2万円。香典のつもりか!」。
みんな生きるのに必死なのである。

5月3日、午前11時頃の銀座通り(鳩居堂前から)

 

そして最後は5月12日である。
前日の11日に緊急事態宣言が終ったはずの日だったが、更に7日に月末までの延長が決まった。
政府の発表では「映画館は人数制限をして開業」なのに、小池都知事は休業を要請した。

私が楽しみにしていた、14日のアカデミー賞主演男優書を受賞した「Father」が見られない。
腹が立つなー。 映画館が感染源になった証拠は無いのである。
気分で決められても困る。科学的なデータで決めてくれ!

12日は少し人出が少なくなった(三越銀座のライオンから見る)

 

その夜は緊急事態宣言が発出される前から、家族の誕生祝いで銀座の「カニ道楽」を予約していた。8日になり、カニ道楽から私のスマホに電話が入った。
『緊急事態宣言が延長されたので当日はアルコールの提供が出来ませんが、よろしいでしょうか?』。

私は元々、お酒は飲まないが、『仕方ないですね』と見栄を張ったのである。
そしていつものように、食事を楽しんだ。頑張れ、飲食店!

【5月12日の東京の感染者数】・・・969人

テレビ局も私に倣って取材対象の人を待ち構えていた。

 

(おまけの話)
私には小池都知事が迷走しているようにしか思えない。
彼女は記者会見で『20時以降に街頭の照明を伴う看板やネオン、イルミネーションなどの停止をしていただくように要請する』と言ったのである。 「街灯以外の灯を消せ」と言うのだから、これには正直、驚いた。 私の世代では、これは戦時中の灯火管制としか思えない。

三越デパート銀座店(PM7:59)

 

早速、ネットではこれが炎上していた。 「コロナが街を爆撃するわけでもあるまいに」、「いよいよ本土決戦は近いな」、「消灯したら新型コロナの感染が収束するという明確かつ客観的な根拠でもあるんですか?」、「治安とか考えないのかな」、「ウイルスは電気消すと活動やめて寝るの?」、「女性の帰宅など特に心配です」、「街の明かりが減り、犯罪が増えるのでは?」。
歌舞伎町などでは「安全のため」に、ネオンを点けているのだそうだ。

三越デパート銀座店(PM8:00)

 

そこでネオンサインが消えた銀座を見て廻った。 私の記憶ではネオンサインが消えたのは、オイルショックの時以来ではないだろうか? 午後8時少し前に銀座4丁目交差点で、午後8時になるのを待った。

チャイムが鳴って午後8時になったら、三越デパートの正面のネオンが消えた。
松屋デパートのネオンも消えた。街が暗くなると思ったら、あまり暗くならなかった。
他の店はどこも看板もネオンも、窓の明かりも消さなかったのである。
どうする。小池都知事?

RICOH ビルの「Before & After」

 

コメント

    • 信濃 征太郎
    • 2021.05.13

    その昔、夜出歩くものは盗人に夜鷹に化け物ぐらいだ、と言われました。今は誰でも朝まで出歩いていましたから、明かりが無くなるとまさに昔の世界に戻るようですね。世の中変わりつつあります。自由を謳歌していた人が規制を求めることになってきました。どのような方向へ進んでいくのか。先はますます見えにくくなくなりそうです。

    • Shinji
    • 2021.05.13

    H さん、詳細なレポートありがとうございます。公のニュースと違って、本当は(本音では)人々がどのように暮らしているのかが、よくわかります。