伊達発

都会の中の小さな自然 

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

ここへ越して来る前の「中央区のイメージ」は銀座、日本橋、老舗、大会社、おしゃれ、近寄り難い、遠い、コンクリート・ジャングルなどであった。
多くは当っていたが、予想外にコンクリート・ジャングルの中に多くの小さな自然があった。
海に近く運河も多いので潮風の匂いもするし、クラゲやエイを見ることもあるのは意外だった。

運河で見掛けた「アカエイ」と「スズキ」?

 

毎日のネタ探しのウォーキングでは、私はコンパクト・カメラを持参している。
そして目に付いたものを撮影して、自己満足の日々を過ごしている。
中央区にも自然があるので、当然だが四季もある。
現役の時は郊外に住んでいて自然が溢れていたのに、忙しい日々の中で自然を楽しむという余裕がなかった。

室町で見付けた「テンニンギク」の花壇。

 

ウォーキングの途中で、思い掛けない素晴らしい自然に出会うことがある。
そんな時は「一眼レフカメラを持って来れば良かった」と後悔するが、どうしようもない。
中央区には浜離宮恩賜庭園という立派な公園があるが、散歩の時の道路際で見付ける自然が好きだ。

道路際の自然といっても、人間の手が入っている。滅多に雑草も見ることが無い。
以前に自宅では、取っても取っても生えて来る庭の雑草に往生したのが懐かしい。

室町で見付けた「テンニンギク」の花壇」          小山の上で赤坊の小学生たちが遊んでいる。

 

中央区からのお知らせで、「兜町の坂本町公園が再開した」と知ったので行ってみた。
私は「坂本町」という名前を初めて知った。中央区に坂本町という場所があるのか調べてみた。
すると現在は兜町となっているが、1933年までは東京府坂本町だった。

公園の隣には小学校があり、今も坂本小学校という名前である。
こんなところに日本橋の歴史を感じるのである。
もう中央区のことは分ったと思っていた私だが、まだまだ奥は深かった。

日本銀行横の道路のハンギング・バスケット

 

坂本町公園を見てから、日本橋まで歩いて行った。
三越本店の前の中央通りの歩道には、花壇が作られていて小さな自然があった。
裏に廻り日本銀行の通りに出たら、ハンギング・バスケットというのかグリーンの草花が吊り下げられていた。これぞ「都会の自然」という趣だ。
最近はこれが流行りのようで、丸の内仲通りでは長い路地の両側で見られる。

隅田川テラスで見付けた「アベリア」

 

中央区には小さな公園が沢山ある。
それらは殆どは元は水路だった場所で、そこを埋め立てて高速道路にして、その上を公園にしている。
その公園には木や花を植えて、サラリーマンや近所の人の憩いの場所にしている。

私もたまにコンビニで弁当を買い、そこでランチをすることも多い。
桜、紫陽花、小さな花壇、そして紅葉も楽しめる。

カリンの実がなっていた(あかつき公園)

 

ウォーキングから戻り、マンションの裏手の運河の脇に行った。
ここには雑草が生えているからだ。
私の目当ては「猫じゃらし」である。これを持って帰り、2匹の猫と遊ぶのである。

このブログを書くに当り「猫じゃらし」の正式名が必要になり、Google Lens で調べたが出て来なかった。
そこでネットで「猫じゃらし」と検索してみたら、「エノコログサ」という名だと分った。
便利な世の中になったが、調べた端から忘れる私はどうすればいいのだろう?

通称「猫じゃらし」正式名は「エノコログサ」(雑草)

 

(おまけの話)
中央区には何種類かの無料のタウン誌があり、飲食店などに置いてある。
ランチをした店で、「日本橋」というタウン誌をもらった。
その中に「第24回 川柳大会」の作品募集というページがあった。

題材は「日本橋をイメージさせる川柳」で、「江戸、老舗、路地裏、下町、百貨店、ビジネス街そして日本橋。色々な顔を持つ日本橋、日本橋の町をイメージさせるような、川柳大会に相応しい一句」とあった。

三越デパート本店前の「サルビア」

 

気になるのは賞品で、収入の無い私は入選してなにかもらい女房に大きな顔をしたいのである。
「賞」を見たら、「大賞」は2万円の図書カード、十六代川柳賞は1万円の図書カード、他に各賞をご用意とあった。それにしても日本橋を代表しているにしては、「賞が大したことがないなー」と入選したわけでもないのに文句がある私だ。
1人5作まで応募可能だそうなので、10分くらいの間に頭に浮かんだ5句を応募することにした。

浜離宮恩賜庭園横の水路で飛び立とうとしているシラサギ

 

1、「キリンなの 孫と見上げる 橋の上」
2、「見る食べる 買い物するのも 日本橋」
3、「旅立ちの 橋のたもとの 一里塚」
4、「伝統は 時代に合わせ 変わり行く」
5、「新参も 百年経てば 老舗なり」

(1)の「キリン」だが、日本橋を良く知らない人には説明がいると思う。
日本橋の橋脚の飾りに、昔の日本人が想像した「麒麟」の像が立っているのである。
どれか「大賞」に選ばれないかなー・・・。

マンション裏の雑草「洋種ヤマゴボウ」

コメント

    • 信濃 征太郎
    • 2021.09.17

    久しく海を見ておりません。クラゲやエイがそんなに近くにいるとは!植物はまことに生命力が強いです。ほんのちょっとの隙間から芽を出してきます。トマトなどでさえも道端の街路樹の陰にに伸びあがっているものを見かけます。”たぬき居らず 見上げるキリンで 皮算用”
    ”コロナ禍に 負けてたまるか 日本橋”