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お寺の終活

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

私の菩提寺の「築地本願寺」から、封書が届いた。
このお寺の「「築地本願寺倶楽部」の会員になっていると、毎月1回、小冊子が届く。
倶楽部の年会費は不要だが、会員数は2万9000人もいると知り私は驚いた。

それとは別に今回は「安心シニアライフ 第1回エンディングフェア築地本願寺」のお知らせだった。
「エンディング」と英語で来たが、これは日本語ではなんと言えば良いのかなー?

「エンディングフェア」の案内。

 

私はこのお寺の門徒になり、築地本願寺倶楽部にも入会した。
そして以前のお寺と違って、「金取り主義」でないとことが気に入っている。
築地本願寺の住職に当る宗務長の安永師は、以前は経営コンサルタント会社の社長だった人だ。
だからお寺の古い体質を改革し、現在の繁栄の基を築いたのである。

封書には親切に「葬儀社」の案内も。

 

お寺では珍しい「ポイント制度」も導入している。
築地本願寺倶楽部の会員カードをお参りの時にセンサーに当てると、ポイントがもらえる。
また境内のレストランで飲食をするとポイントと同時に、10%の割引き特典がある。
ポイントを貯めるとどうなるかまでは確認していないが、葬儀費用の割引でもあるのかな?

封書には親切に「相続税の相談」の案内も。

 

今回の封書に同封されていたのは、「エンディング・フェアのお知らせ」、「葬儀社の案内」、「税務案内」、「生前整理の案内」、「旅館の案内」、「TUKIJIアカデミーの案内」だった。
元気な内の温泉旅行と仏教の勉強、亡くなる前の生前整理、そして亡くなった後には葬儀社、相続税相談と至れり尽くせりである。

父が亡くなった時は、これらを全て私は手探りで行なったので、とても大変だった。
私は若くて何も分からなかったので、かなり暴利を貪られたかもしれない。

封書には親切に「生前整理」の案内も。

 

築地本願寺にはかなりの人数の僧侶がいる。
そして彼等全員が給料制でお勤めをしているので、生活基盤は安心のようだ。
若い僧侶の多くはお寺の跡継ぎのようで、一定期間を築地本願寺で修行しているらしい。
そのせいか若い女性僧侶もいるし、多種多様な才能の持ち主がいて、中には英語で説教をする僧侶もいる。

封書には親切に「旅館」の案内も。

 

誰でも本当に困った時は、神仏に頼りたくなる。
私も現役の時に1度だけ、どうにもならなくなり、そんなことがあった。
「苦しい時の神頼り」という言葉があるが、なぜか「苦しい時の仏頼り」は無い。

ある時、僧侶が書いていた。『お寺は亡くなった方をお祀りしている場所ですから、お願い事をしてはいけません。「安らかにお休みください」と言って下さい』。

「TSUKIJIアカデミー」はお寺のカルチャーセンターである。

 

その時は「なるほど」と思った。
私がお願いしたのがお寺か神社か忘れたが、御利益があったのか、或いは努力の結果、事態が好転したのかは定かではない。

一方で、人はお願い事が叶わないと「神も仏も無いのか!」と怒ることになる。
人間なんて勝手なもので、いつもは無関心なのに、都合の良い時だけ神や仏が必要になるのである。
こういう感覚はキリスト教やイスラム教では、どうなんだろう?

境内にあるレストラン「紫水」のランチ「鳥どん」(980円)

 

 

(おまけの話)
以前のブログで「死にざま 生きざま」を書いたら、コメントが寄せられた。
アメリカのShinjiさんからは、次のような日本では珍しい習慣を知らせて来た。
『こちらでは死ぬとobituary(死亡記事)を新聞や知人に発表したり、葬儀やメモリアルサービスの時に、その人の人生を俯瞰するような文章が読まれます』

築地本願寺の正面(日本では珍しい石造りのお寺)

 

『これを死んだ後に誰かが書くのは大変だから、生きている内に自分で書いておこうというムードが私の友人関係で高まっています。自分のことは自分が一番よく知っているし、他人に迷惑をかけないし、これはいいアイディアだと思います。まあ、就職する時に履歴書を書くように、この世とのお別れに人生一代記総履歴書を書くのも、けっこう楽しいんじゃないでしょうか?』。

浄土真宗の宗祖の「親鸞聖人像」

 

ウーーン、自分で自分のことを書くのは難しいよなー。
履歴を盛り過ぎれば、葬儀の時に友人達にバカにされそうだし、人によってはマイナス点は書かないだろうし、私なら悩むなー。それで思い出したが50年以上も前のことだが、私の父が亡くなった時に税務署に提出する相続税の申告書に、今では考えられないような書類の提出が義務付けられていた。

それが今回の話に登場する人生一代記総履歴書だった。
父は早く亡くなったので私は父の履歴を殆ど知らなかったので、母に聞いたり、親戚に聞いたりしたことを思い出した。

堂内は和風で、金張りである。

 

 

コメント

    • 信濃 征太郎
    • 2021.10.12

    お墓参りのブログを読ませてもらいその気になって、私も市内にある我が家のお墓へお参りしてきました。萩の花は終わりになっておりました。少し早く行けばきれいだったことでしょう。前回お参りした時にはお隣が墓じまいして空きになっていましたが、そこに今風のお墓が建てられてありました。気温が高い中を歩いて行ったので汗が出てきましたがすがすがしい気分になって帰りました。