伊達発

禅ミステリーラリー  

心の伊達市民 第一号

心の伊達市民 第一号伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

ブログ閉鎖中の話題(2016年11月4日)

東京の都心に住んでいると、嫌でも色々なイベントが目に入って来る。
忙しい現役の人達には目に入らないのだろうが、暇人にはすぐ見えてしまう。
地下鉄に乗ったら「東京メトロ禅ミステリー・ラリ―」という企画が目に入った。

東京メトロ「銀座線」

 

これは東京メトロが東京国立博物館で開催されている「禅ー心をかたちにー」という企画に合わせて、地下鉄に乗って謎解きをしてもらおうというものである。
そんな拡販政策をとらなくても、地下鉄はいつも混んでいる。
メトロの1日券は600円で乗り放題となるが、その切符を売りたいらしい。

明治神宮でガイドの説明を聞くスペイン人の団体。

 

暇人の私はその企画に乗ってみた。
パンフレットの謎解きで、スタートは明治神宮駅と分かった。
一日乗車券を買い、銀座駅から明治神宮駅に向かう。
駅を降りたら明治神宮に向かう外国人観光客でごった返している。

明治神宮にある明治天皇・皇太后の御歌。

 

私は大鳥居の前で礼をしたら、白人観光客が私の真似をして礼をしていた。
最近になってスペインから日本へLCCが開通したとかで、ここでも聞こえて来るのは巻き舌のスペイン語だ。ガイドに連れられて進んで行く団体客の顔の彫りも深い。

謎を解いて、その駅に着くとミステリーラリーの案内板がある。

 

明治神宮駅の謎解きパネルに書かれた3人の名前から、次は千駄木駅と判断する。
そして千駄木駅で降りて、手引書にある「問答三」の3つの寺を訪問して次の駅名を推察する。
それは「門前仲町」だった。そこの謎解きパネルで、次は上野と分かった。
上野駅の謎解きパネルにある指示で、次は国立東京博物館に向かう。

千駄木駅近くの「天龍院」。

 

ここまで来る時に駅にあったスタンプを押す。
指定の3駅で用紙にスタンプを押すと、それで先ず達成賞の記念品がもらえる。
記念品は大したものでなく、達磨大師をデザインしたクリアファイルだった。
最後の謎解きがどうしても分からないので、とりあえず家に帰って落ち着いて考えることにした。

上野駅にあったミステリーラリーの最後の案内板。

 

帰りは銀座駅に出て、都バスのシルバーパスを使って家に戻った。
ここまでで正規料金なら1020円だった。それが600円になったので、420円のお得となっている。
家に帰っても女房には「禅ミステリーの謎解きに行って来た」とは言えず、重要な用事があったような顔をして誤魔化した。

家で落ち着いて謎解きをしたら、どうやら答えが分かったが、まだ締め切りになっていないので答えは教えられない。(11月30日締切)
みなさんも暇人なら、自分で謎解きに挑戦してみたらどうだろうか?

「禅ー心をかたちにー」の特別展を開催していた。(東京国立博物館)

 

(おまけの話)
内館牧子の作品である「終わった人」という小説を読んだ。
この本は人気があるらしく、図書館に申し込んだら85人待ちということだったので、自分で買った。
本の内容は「エリートサラリーマンだった男の定年退職の話」である。
私の知り合いにも、この本に登場するような男がいる。

明治神宮駅でスタンプを押す。

 

小説では、有名高校から東大、大手企業、そして順調に出世して、もしかしたら社長もと思っていたら子会社に左遷されて、最後はその子会社に移籍で定年となる。
彼の人生は常に他人により決められて来た。リタイアしたのだから、全て自分で決められると喜んだが、思いがけずそうなってみたら、そこから奈落の底に落ちる。

謎解きをしながら地下鉄の中でこの本を読んでいた。
よく考えたら、自分のことかも?

「門前仲町」でスタンプを押す。

小説では、これからは自由な時間を妻と過ごそうと思っていたら、その妻は仕事を持っていて邪険にされる。友達もいない、趣味も無い、やることが無いが老人の仲間に入りたくない、まだ自分は若いと思い込んでいる。

そんな男の悲哀を書いているが、身につまされる部分もあるし、サラリーマンじゃなくて良かったという気持ちもある。お勧めの一冊である。

「上野駅」でスタンプを押す。 この3駅のスタンプの文字が謎解きに必要なのである。

コメント

    • 信濃 征太郎
    • 2021.11.28 7:16am

    コロナ禍で出歩くことが出来ずに家の周りをうろついて過ごしています。小説の主人公のように奈落の底へ沈んでいきそうな状況でもありますが今のところそうはなっておりません。出歩く先に顔見知りが多くいます。友人たちと連絡を取り合っい話題を見つけてやり取りしております。ありがたいことです。