北海道有数の果物の産地・壮瞥町。約20軒もの果樹園が集まる「そうべつくだもの村」で、くだもの狩りを満喫してきました!










町内最古のりんごの木がある果樹園!









町の真ん中を走る国道の両側に果樹園が軒を連ねる「そうべつくだもの村」。
直売所の店先には、6月中旬からイチゴ、さくらんぼ、プルーン、りんご…と、10月末までほとんど途切れることなく、色鮮やかなとれたて果物が並びます。









今回訪ねたのは、町で一番古いりんごの木がある「くだもの農家 浜田園」。明治時代から続く老舗果樹園です。約3万坪の広い畑では、季節ごとにみずみずしいフルーツが実ります。





町内最古のりんごの木、樹齢なんと約130年!




  • 6月中旬〜 いちご狩り
  • 7月初旬〜8月初旬 さくらんぼ狩り
  • 8月 プラム、桃(店頭販売のみ)
  • 9月上旬〜10月中旬 ぶどう狩り
  • 9月中旬〜10月中旬 プルーン狩り
  • 9月中旬〜11月初め りんご狩り
    ※ 生育状況によって変動します。




園内では食べ放題、持ち帰りは別料金。リードをつければペットの入園も可能です




中でも9月中旬以降は、りんご、ぶどう、プルーンなど複数の果物が一度に楽しめるとってもおいしい季節。気持ちのいい秋空の下で味わうもぎたての果物は格別です!
さっそく、りんご狩りの畑から行ってみましょう。










つやつや真っ赤なりんご! ジューシーなぶどう!









この日はりんごの品種の中でも比較的早い時期に実る「さんさ」と「つがる」の畑が開園していました。畑まで続く園内の通路は整備されていて、足の不自由な方や高齢の方ものんびりと楽しむことができます。トイレもバリアフリー仕様になっています。





草刈り作業中の、農園スタッフの方




鈴なりのリンゴの木向こうには、有珠山、そして壮瞥のシンボル・昭和新山がそびえていました。
太陽の光にピカピカと輝く真っ赤なりんご。
はちきれそうなほど大きく実っています。









今年は例年に比べ果物の仕上がりが早く、りんご狩りのスタートも5、6日早かったそうです。
自然の恵みをたっぷり受けて実ったりんごを手にとると、ずっしりと重く、甘酸っぱい香りがしました。
畑に用意されているりんごカッターで、サクッと切っていただきます!





アップルカッターで楽々、手も汚れません




甘酸っぱい果汁がじゅわ〜っと口いっぱいに広がり、シャキシャキの歯ざわり!
甘みの中に柔らかな酸味が絶妙のバランスです。ついさっきまで木になっていたりんごですから、新鮮さもこの上なし! さらに畑で食べるから一段とおいしいのです。





家族や友だちとわいわい楽しみたい、りんご狩り




同じりんごでも、様々な品種があるので、時期によっては食べ比べができるところも「狩り」の面白さだと思います。お気に入りの品種をさがすのも楽しいかもしれません。
つがるは9月下旬から10月上旬頃まで、その後、10月中旬から紅将軍・昂林(早生ふじ系)が出始め、続いてシナノスイートなどが登場します。





これから赤くなる品種の畑では、色づきをよくする「玉回し作業」が行われていました




秋空の下、ぶどうの香りが漂う畑




続いて、畑いっぱいに芳醇な香りが漂うぶどう畑へ。
ぶどうもいろいろな品種がありますが、この日はキャンベル、ナイヤガラ、ポートランドの3種を存分に食べ比べ、味わいました!





すっきりとした甘みと豊かな香り、ポートランド




甘酸っぱく濃厚な甘さ、キャンベル




上品な香りと柔らかな甘さ、ナイヤガラ




ぶどうはハサミで食べられる分だけ収穫していただきます。皮や種は下に落とさず、受付でもらったビニール袋へ。マナーを守って楽しみましょう。









りんご、ぶどうに続いてプルーン畑へ。美容やアンチエイジングに効果的と言われているせいか、特に女性に人気があるようです。さっそく一粒とってパクッと食べてみると、果肉が厚くて柔らかく、甘みが濃厚!
お土産用にたくさん収穫している常連さんの姿も見かけました(持ち帰りは別料金となります)。










果樹園の手作りお菓子屋さん!





シュークリーム & りんごたっぷり贅沢なアップルパイ




果物狩りを終えて直売所に入ると、ふんわりと香ばしい香りが漂ってきました。
隣を見ると、ショーケースに焼き菓子が並んでいます。こちらの菓子工房では、果樹園でとれたフルーツを使ったジャムやお菓子が製造されています。









もともとはジャム工房としてスタートしたそうですが、浜田園のジャムやお菓子は壮瞥の果物加工品、特にスイーツの分野では草分け的存在です。
代表商品の「はまジャム」は果物の形をなるべく残したプレザーブスタイルで、とってもフルーティ。豊かな風味を生かすため、オリゴ糖を使用しています。種類も豊富なのでお土産におすすめ!





溢れそうなたっぷりクリーム、皮はサクサク!




また、パウンドケーキやシュークリーム、パイなど焼き菓子のラインナップも人気です。素材やオーブン、製法にこだわって、ひとつひとつ手作りで作られており、ぬくもりと本格派の味わいを楽しめます。





ミルクのコクを楽しむ、人気のソフトクリーム








浜田美和子さん
くだもの農家 浜田園/菓子部 代表

農園のおかみさん・浜田さんのアイデアと独自の研究により、様々なオリジナルスイーツが生み出されています。
「果物そのものの美味しさを生かしたジャムや焼き菓子をお楽しみください!」










自然の恵みを満喫、秋のくだもの狩りへ!









そうべつくだもの村には、約20軒の果樹園があります。自分の手で収穫した果物を、自然の中で味わってみませんか。お腹だけでなく心もたっぷりと満たされるのではないかと思います!





フレッシュな果物が並ぶ浜田園の直売所、目移りしてしまいます!




土日祝日は混雑することが多いので、時間に余裕を持ってお出かけください。
また詳しいシーズンについては、果樹園にお問い合わせください。





くだもの農家 浜田園
北海道有珠郡壮瞥町字滝之町358
TEL 0142-66-2158
http://hamada-en.com
くだもの狩り期間 6月上旬~11月上旬(生育状態により変動あり)
営業時間 9:00〜17:00
(期間中でもなくなり次第終了。閉園時間が早まる場合もあり)




くだもの村から、有珠山と昭和新山をのぞむ




そうべつくだもの村の詳細情報は公式HPで確認することができます↓↓
http://www.kudamonomura.com









記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2019年)
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