I Love Gaeden お庭大好き Vol.5 ●じゅんこさんの庭（アイバレー）／伊達市室蘭市を含む西胆振のポータルサイトむしゃなび

 
 
ガーデナーにとって、はやくも来年の春が待ち遠しい季節。 
 
今シーズンのガーデン紀行は、この、真夏のじゅんこさんの庭で最終回。 
伊達市大滝区で「アイバレー（喫茶・ギャラリ−）」を経営するじゅんこさんの庭は 
広大な「ベルガモット・ガーデン」。 
 
 
蜂たちがおおよろこびの、ベルガモット（モナルダ）の群落。 
手前には縦長のミソハギ。 
 
 
 
 
淡いピンクのソープワート。 
 
 
 
まるで自生するように広がるハーブたち。 
ミソハギの向こうには、タイム、アキレア、奥にはヘメロカリスも。 
そろりと歩いても、たちまちタイムのいい香りが立ち昇る。 
 
 
 
元気いっぱい、骨太なエキナケア。チクチクした頭をつい触りたくなる。 
 
 
 
白っぽい葉のホソバウンランはキンギョソウに似た帰化植物。 
斑入りのススキと一緒に風に揺れる。 
 
 
 
こちらは、もっと細身のマツバウンラン。 
どちらも蘭ではなく、ゴマノハグサ科。 
 
 
 
野バラのアーチは、どうしてもくぐりたくなる。 
花が終わって、たくさんの実が赤くなりつつあった。 
 
 
 
クロコスミアとレンガと銅葉の・・・はまなす？ 
 
 
 
半日陰に、野趣あふれ、風情のある植栽。 
フウロ、オミナエシ、シダ、アカミノショウマ。 
 
 
オミナエシとシダ。  
ハーブの花が好きで、特にベルガモットが大好きなじゅんこさん。広大な庭のほとんどをこの花で埋め尽くしたいと考えている。 
ベルガモットの中でも鮮やかで深いピンク色の花を増やしたいのだが、そればかりはなかなか増えず、咲いたのはたった一輪。「大切にしすぎてるのかな」と、首を傾げる。 
店（アイバレー）と、国道を挟んだ対岸に増設中のこのガーデン。「車で通った人が花に驚きながら走ってもらいたくて」と、ベルガモット街道の夢を語る。 
 
 
 
ガーデンの敷地の奥は、小川を抱える林になっていて、徳峻別とその山系からの水流は 
乾燥する季節の植物のための潅水にも使っているという。 
ここの花たちは、おいしい水で育った花たちなのだ。 
 
大滝特産のアロニアの木など、実のなる木も植え、 
お店ではアップルミントの香るさわやかなアロニアゼリーが好評。 
また、ときどき音楽ライブも行なわれる店内には楽器が置かれている。 
 
庭だけではなく、店内にもベルガモットを咲かせたい、と考えるじゅんこさん。 
ベルガモットを題材にした絵や絵はがき、作品を募集している。 
「店に飾りたいし、それが売れることがあれば描いた人も嬉しいでしょ」 
 
庭も店もベルガモットでいっぱいになる日が待ち遠しい！ 
 
 

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アイバレー  
北海道伊達市大滝区優徳103／TEL: 0142-68-6633 
営業：5月〜10月 
 

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※記事の内容は取材時の情報に基づいています。（取材2011年8月）  

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