I Love Gaeden お庭大好き Vol.6 ●元子さんの庭/伊達市室蘭市を含む西胆振のポータルサイトむしゃなび
◆ I Love Gaeden お庭大好き Vol.6 ●元子さんの庭 ◆
掲載日:2012.07.31
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「お庭大好き!」2012年の1回目は、舟岡町の鈴木元子さんの庭!
元子さんの庭は地植えの植物と、ポットの寄せ植えが寄り添う庭。
道行く人が歩を緩め、覗き込みながら通り過ぎる。
ログ風の物置きのわきには鉢植えのイチゴがぽろんと置かれて。
壁には、様々なクライミングローズや、ブッシュ系の小花のバラが。
隣の家との境界の狭い通路は、つるバラのトンネルになっている。
この「ポールズヒマラヤンムスク」はとても旺盛に育ち、
いい香りを家の中にも届ける。
足元にもバラが。
門から溢れ出したように咲いているのは、
植栽したものと自然に芽を出した植物たち。
アスファルトと塀の土台の隙間は、わずか幅10センチほどの地面。
去年の秋に植えた小さな葉ぼたんは越冬して淡い黄色い花を咲かせる。
野生のニンジンとよく似合っている。
育成中のハンギングバスケット。苗は挿し木したり株分けしたもの。
元子さんは種から育てた苗を使って様々な寄せ植えを作る。
それぞれにすてきな色合い。
植えられた植物は鉢の中で元気よく大株になって、たくさんの花を咲かせている。
「どこにも旅行に行けないんですよ。毎日水をやらないとしおれてしまうので」と元子さん。この日も、鉢の土の具合とを確かめながら「今日は雨になりそうだから、いいかな」と空を見る。
表札などのトールペイントは元子さん作。庭を楽しげに彩る。
大型のコンテナは「ほんの少し回してみたり、ちょっとだけ位置をずらしてみたり。切りがありません」と笑う。日々、少しずつ変化しながら、ますます元子さんならではのこだわりのある庭となっていく。
元子さんは「ラ・フローレンスだて」という会の代表。
この会は、庭の好きな人が自然に集まって、花の話や種や株分けで話がはずみ、いつの間にか人数が増えていったそうだ。
今では名簿にたくさんの庭好きたちが名前を連ね、元子さんが作ったオープンガーデンの情報案内を片手に、皆、お互いの庭を散策したり、ガーデンを巡るバスツアーなども行なって楽しい交流に一役かっている。
伊達紋別駅に寄せ植えを提供し、駅を訪れた者をなごませてくれているのもこの会。会のメンバーがローテーションを組んで毎日水やりをしているそうだ!
ラ・フローレンスだて(鈴木) FAX 0142-22-8282
※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2012年)
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