アートするひと(12)オリジナルデコ・アクセサリー 沖本洋子/伊達市室蘭市を含む西胆振のポータルサイトむしゃなび


◆ アートするひと(12)オリジナルデコ・アクセサリー 沖本洋子 ◆
掲載日:2012.09.28 [1178]


 
室蘭在住の沖本洋子さんは、ガラス、プラスチックのパーツを使った、きらきらと輝くデコ小物やアクセサリーなど、女の子が「わーっ」と思わず笑顔になるようなものを沢山作り続けている。 
 
娘のためにパッチンピンをデコレーションしたことがはじまりで、色々なものを作りはじめた洋子さん。作ったものを見た人が欲しいと言ってくれるようになり、やがてフリーマーケットやハンドメイドのイベントに「♪ゆりりん♪」という作家名で参加し、その後は何件もの雑貨店で販売するようになった。 
 
また、その頃、まだ流行り始めだったスイーツデコの制作で好評を得、TVに出演するなどしてスイーツデコの紹介に一役かった。

 


 
 
現在「おしゃれ雑貨ま〜の」の経営者でもある洋子さん。
長年、雑貨店に勤務し、店長として買い付けのために東京に行き来していた。そのころからのノウハウを生かして2009年に自分の店「ま〜の」をオープン。この屋号は「指先から広がる世界」という意味。 
「はじめは小さな一坪ショップを開くつもりでいたんですよ」と洋子さん。一大決心をして父親に相談したところ、父が趣味で店舗を作り上げてしまった。 
「こんな大きな店、どうしようかと思いました」。とは言うものの現在、店内はたくさんの雑貨であふれ、来る人を楽しませている。

買い付けの際には「かわいいものを見つけるとグッとテンションが上がります!」。 
しかしそればかりではなく、「どんなものを置こうかと考えるとき、その商品を見てストーリ−を思い浮かべるんです。これはきっと、こんな人が、こんな思いで手にするかも・・・」
しかし想像とはかけ離れた思わぬ人が買っていったとき「また別のストーリ−ができていくんです。かわいいものをおじいちゃんが買ってくれたり、なんてこともあって楽しいですよ」想像しながら商品を選び、制作もまた同じ。

洋子さんは室蘭生まれで、現在、祖父の家を譲り受けて暮らしている。その祖父は室蘭で大型仏壇店を立ち上げた人物。 
「おじいちゃんの血をうけついでいるような気がするんです。なにか通じるところがあって」。洋子さんの商売センスは今は亡き祖父から受け継いだもののようだ。





 9月末に発行の「むしゃなびブック」には、きらきらと光を反射させる水晶やガラスストーン作品を使ったショートストーリ−「天使の花」が掲載になる。どんなストーリ−にしようか考えはじめると、どんどん「妄想」が広がって、わくわくして眠れなかったそうだ。



洋子さんの作品は、自分のお店はもちろん、室蘭や伊達などの手作りショップ、またハンドメイドのイベントなどでも販売している。

最近は紫外線で硬化する樹脂(レジン)の作品にも熱が入っており、押し花や小さなモチーフなどを閉じ込めたアクセサリーを作ったり、講習会を開いたりと楽しんでいる。

出張のデコ講習や、デコ電のオーダーも承っている。


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沖本洋子 作「天使の住む花」 
むしゃなびブック「絵本の巻」3号に掲載予定(2012年9月末〜10月発行予定) 
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「むしゃなびブック」お問合わせ・講読申し込み info@mushanavi.com 
※「ま〜の」でも販売中・予約受付中/むしゃなびデザイン室はこちら  
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沖本洋子(おしゃれ雑貨 ま〜の) 
北海道室蘭市中島町1-25-9 東室蘭西口駅前通徒歩10分 
営業10:00〜18:30/定休 毎週月曜日(不定休あり) 
TEL・FAX 0143-50-6433 
MAIL ma-no@cocoa.plala.or.jp 
http://yuririn3.blog43.fc2.com/

※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材: 2012年)  

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