<洞爺湖周辺の北海道生産量No.1野菜>
さてさて、前回に引き続き今回も野菜の話題から。
洞爺湖周辺で収穫される生産量No.1の野菜を紹介しよう。
あまり知られていないがセロリは洞爺湖町が全道一。
洋食にあう野菜を生産したいと
約40年前に道外の視察に出向き技術を学んで生産をスタートさせた。
化学合成農薬や化学肥料の使用を削減した YES!clean 認証を
取得したセロリは香りがよく、変なえぐみがない。
私は野菜の中で唯一、セロリが食べられなかったのだが、
洞爺湖で食べたセロリは瑞々しく、苦手だった独特の苦みがまるでなく、
今では大好物になってしまった。
皮をさっと剥いて塩もみしてマヨネーズをつけて食べるのがお気に入りだ。
お漬物にもあうので、是非、試してほしい。
収穫時期は5月中旬〜11月頃まで。
生産農家は旧洞爺村に多く、洞爺湖に面して建つ「とうや水の駅」には
時期になると朝収穫したセロリが並ぶが人気が高く、
夕方に行くと売り切れていることもある。
<栄養豊富な
大葉赤シソも全道一>
大葉赤シソは洞爺湖町で全道生産の8割をしめている。
赤シソにはフラボノイド、ビタミンA、B、C、カルシウム、リン、鉄、カロチンが豊富に含まれており、
紫蘇の紫を出す色素アントシアニンもたっぷり。
その赤しそを100%使用した天然紫蘇ジュースが
地元の加工会社ピュアフーズが製造する約100枚分のエキスを使用した「ビエンナーレ」だ。
濃縮タイプで、水で3〜4倍希釈して飲むのだが、
個人的には炭酸水で割るとより爽やかになりおススメだ。
他にグミやキャンディーなどもあり、町内の道の駅やホテル、土産店などで購入できる。
<「わかさいも」の原料・大福豆>
洞爺湖産のお土産といったら全国的に有名な「わかさいも」。
この白あんに使われているのが大福豆(おおふくまめ)だ。
豆の中でも最高級の品質を誇るもので、生産量はもちろん全道一だ。
ほくほく感とむっちりとした舌ざわりが特徴で、香ばしい薄皮の中に、詰まったほど良い甘さの白あんは大福豆ならではの味わいだ。
ちなみに白あんのなかに、筋としてはいっているのは
道南産の昆布で、昆布の旨みがほど良いアクセントになっている。
また大福豆を使ったスイーツとして
昨今、注目されているのが岡田屋の「白いおしるこ」だ。
大福豆と有珠山麓で育った牛乳で作った
その名の通り、真っ白なおしるこで北海道のイメージにぴったり。
甘さは控えめで、上品な大福豆の風味が牛乳によく合い、札幌雪まつりでも人気だ。
昨年の雪まつりの時、たまたま札幌で食事をしていたのだが、
隣に座った若いカップルが、「ねぇ〜、白いおしるこ食べた?」
と会話していたのにはびっくり、
結構、メジャーになってきているのかもしれない。
開発したのは岡田屋の三代目で、とってもアイデアマン。
アツアツのおしるこの上に大福アイスがのった「しあわせのおしるこ」も登場。
大福と大福豆と二つも大きな福がはいっているので
これを食べてしあわせになってほしい。
最近、試作中なのが「しろくないおしるこ」で、チョコレートが入ったコクのあるもの。
とっても美味しいので販売される日が待ち遠しい。
ーーーおまけーーー洞爺湖のイベント情報!ーーー
GWの3日間、抽選で1日1組にメモリアル花火プレゼント
いよいよ4月28日(日)〜10月31日(木)の187日、
第32回洞爺湖ロングラン花火大会がスタートします。
今年から花火をリニューアル、打ち上げ数が450発に増え、
洞爺湖ならではの水中花火を始めより迫力ある花火を
毎晩20:45〜21:05 洞爺湖畔にて楽しめますよ。
また32年分の感謝を込めて、様々な企画を実施予定ですが、
第1弾として
公募で対象者を抽選し、4/28(日)、5/4(土)、5/5(日)の3日間、
1日1組限定でメモリアル花火を無料で打ち上げます。
是非、ご応募くださいね。
■メモリアル花火応募要項
[応募条件]
4/28(日)、5/4(土)、5/5(日)の3日間いずれかに
洞爺湖温泉街のホテルに宿泊すること。
[応募方法]
応募用紙にご記入ください。
又は宿泊日、宿泊施設名、氏名、住所、連絡先(電話・メールアドレス)
打ち上げたい文字花火
(1、LOVE/2、ありがとう/3、結婚して/4、おめでとう/5、祝 から選択)
記念日の内容をご記入頂き
FAX0142-75-3715、info@laketoya.com、郵送(切手貼付)にてご応募下さい。
[郵送先]
〒049-5721
北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142 観光情報センター内
一般社団法人 洞爺湖温泉観光協会 /電話0142-75-2446
[応募締切]
4/5 (金)
[抽選方法]
応募期間終了後、厳正な抽選の上当選者を決定。
当選者のみにご連絡させ頂きます。
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記事:後藤洋子
※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2013年)
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