室蘭市高砂町のカフェ「タンネ」で、店主の川村伸子さんおすすめの「タンネセット」を味わってみました!
セットの内容は
前菜・本日のパスタ・デザート・ドリンク。
2、3週間ごとに変る「本日のパスタ」。この日は春を感じる「春キャベツとベーコンのオリーブオイル仕立て」。
伊達や洞爺の農家さんから直接仕入れている新鮮で安心なお野菜が使われています。
化学調味料をいっさい使わず、塩、オリーブオイル、コショウのみ。なのにどうしてこんなに美味しいの?と言いたくなります。野菜が育った場所の風が感じられるよう。素材の味を大切にしたイタリアン料理です。
前菜は「ミニサラダピッツァ」。これも生野菜がたっぷり。真ん中で折ってサラダを挟んで食べます。トマトソースがシンプルで、かつじんわりとおいしく、お客さまにも大人気。定番化しそうな一品だそう。
そしてデザートは「パンナコッタ苺ソース」。苺が香る春のデザート。
調理をする伸子さんは、イタリア料理店に勤務したあと、実は現在も「Ciao!」という別名でイタリア料理の先生をしているそうです。
お料理にも使われている低農薬野菜や有機野菜は、店頭で買うことができます。
地産の野菜が採れはじめる嬉しい季節。農家の方に穫りたて野菜を納品してもらっているそうです。早い時間のほうがいろいろありますよ! また、こだわりの道産小麦粉も販売しています。
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この「タンネ」は、普段はカフェとして営業、また夕方や週末はコミュニティースペースとして有料で開放されています。(詳細下記)
オープンのきっかけは、震災のためのチャリティーバザーでした。バザーで出会った数名から「バザーだけではこの集まりがもったいない」「地域の人たちが集まることのできるスペースがあれば」と声があがり、昨年8月、コミュニティースペースとして誕生しました。
また、この場所が、いつも皆の寄りたくなるようなスペースになれば、と、カフェとしてもオープンすることに。
コミュニティースペースとして利用する方は様々で、ライブやバザー、会合、お料理教室などなど。「親戚の集まりに使った方もいますよ。自宅だと何かと大変なので」と伸子さん。
この日は、7月にライブを予定している方が打ち合わせに来て、ハーブティーを飲んでくつろいでいました。レモングラスの良い香りが店内に広がります。
タンネ企画の「こどもカフェ」も好評。これは子どもたちが自分で料理をしてお客さまを迎え営業するという、カフェ体験。食材のことや「おもてなし」を学ぶこともできます。
今後は「コドモ美術部」として工作したり店内の壁に絵を描くことも計画中。
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タンネは、バス停「高砂小学校前」のすぐ前にあるので、バスを待つ方のために店内に場所を作っています。冬の寒い時期にバス待ちの人を見て、お店の中で暖をとりながら待てるようにという店主様のやさしさがうれしいですね。
夏はつめたい飲み物を飲みながら・・・バス待ちも楽し。
「気軽にお店に入って行ってくださいね」と、伸子さん。
おいしいパスタ、味わってみてはいかがでしょう。
カフェ タンネ
住所:室蘭市高砂町1丁目44-13/電話:0143-45-1445
http://www.facebook.com/tannetanne
営業:火曜〜土曜/10:00〜17:00(ランチタイム 11:30〜 食材があれば夕方まで)
コミュニティースペース タンネ
利用時間:平日18:00〜20:00/土・日・祝 9:00〜20:00
利用料金:1時間500円/半日(3時間)1000円/全日2500円
(厨房使用は別途。冬期は暖房費別途。上記までお問い合わせ下さい)
※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2013年5月)
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