伊達の名物イベント「らくいちらくざ」が、残念なことに今回で最終開催!
らくいちらくざの様子を、スライドショーでご覧下さい。
(注:音が出ます)
<楽市、はじまりのお話>
13年前、伊達紋別の駅前に集う者たちからはじまった「らくいちらくざ」。
当時、駅前商店街に店を持つ者や、その店に集う者らが主導メンバーでした。
特に「食工房チロル」の経営者「チロマス(長牛氏)」と、当時「天空(あまから)」を営業していた「独志ちゃん」が、その大きな立役者となりました。
(現在、天空のあった店舗は取り壊されています)

伊達駅前の、古いままの店並みと、この歴史のある「石蔵」を使って何かできないかと考えはじめます。
そして現実的に皆が動き出すことになったきっかけのひとつ、
楽市の目的でもある「独志ちゃん」の言葉を思い出します。
「アーティストは売れたらみんな札幌とか、都会に行ってしまうけれど、逆に、こっちに集まってくるような場所になればいいと思うんだよ。
札幌のアーティストが集まって来たり、移り住んで楽しく活動できたり、
そういう雰囲気が好きな人たちも集まって来る。
田舎から都会へという人の流れを、都会から田舎へ、逆の流れが作りたい」
それを受け、この地域で自分なりの創作活動を続けていた者たちが応えました。
私、柳瀬みほっほうも、田舎に住む売れないアーティストであり、多いに共感しました。
第一回、第2回、初期の開催では、その準備はまるで学校祭のようでした。夜中まで皆で巨大なブルーシートに絵を描いたり、ノボリを作ったり。
らくいちらくざは、普段は目に触れることのない作品を見ることができたり、その空間を楽しんだり、そして物創りや音楽をする者たちにとって、重要な、楽しい出会いの場となっていきました。
「毎年開催を続けることで、空っぽの穀物倉庫にたくさんの皆の想いを詰め込んで来ました」と事務局の西條晴彦さん。
このお話の続きは、下記、プレイベントのスライドショーで、蔵の歴史とともに聞くことができます。
さて、今回の楽市は最終回ということで、
本開催の前日に、プレイベントが行われます。
広く市民に活用されてきた石蔵ミュージアムは、農業用穀物倉庫として大正末期に建設された築89年の石造り倉庫です。一次産業を基幹産業とする伊達市の発展に貢献した建物であるのはご推察のとおり。では、どのような経緯で建てられ、大正、昭和、平成という時代をどのようにたたずみ見つめてきたのか? あまり知られていないその歴史を振り返るには武士の時代まで話が遡ります。
そして今、伊達の歴史的建造物とも言える石蔵を、私たち市民はどのように活用しているのか? 幕末から、終焉を迎えようとしているガタゴト楽市蔵座までを振り返りながら、皆さんと考えたいと思います。

河野 康弘 プロフィール
1953年、奈良県生まれ。74年、矢沢永吉バンドでプロデビュー。中村雅俊などの伴奏を勤めた後、ジャズピアニストとしてリチャード・デイビス(B)、マル・ウォルドロン(P)など内外のミュージシャンと共演。91年、湾岸戦争をきっかけに自然保護、世界平和のコンサート活動を始める。
「ダイナミックなプレイ」と「素朴な語り」、スタンダードから童謡まで。
2012年2月、放射能避難ため東京から京都へ移住。核の無い世界をめざして活動を続ける文字通りジャンル、年齢を超えて音楽の楽しさすばらしさを感じてもらうこと、環境、平和を自身のテーマとして活動を続けている。
地球ハーモニーHP
http://www.earth-harmony.com/
今年でFAINAL!! 2015 第13回 ガタゴト楽市蔵座
会場:石蔵ミュージアム
6月26日(金)
プレイベント「さよなら楽市」19:00〜20:30 二部構成
6月27日(土)
開始10:08(S北斗3号)〜終了19:13(S北斗13号)
6月28日(日)
開始10:08(S北斗3号)〜終了14:29(普通列車)
主 催:NANMOな風工房
問合せ:事務局 西條晴彦 090-8904-1872
※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2015年)
記:柳瀬みほっほう
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