町角でハツラツと頑張る女性を見かけました!
車の事故がないようにこどもたちを見護り、指導するこの方は、
交通安全指導員の重山由香里さん。
昔、横断歩道に立つ方を「みどりのおばさん」と呼んでいたことを思い出します。
児童の父母やボランティアなのだろうと思っていたのですが、
直接話しかけてみて、そうではないことを知りました!
重山さんは消防団員を経験後、この仕事についたそうで、「事故がおこらないよう、こどもたちの安全を守りたい」という強い思いを持ってこの仕事を続けています。
女性消防団には「よさこい仲間に誘われて入ったんです」。
その後、交通安全指導員の仕事に空きがあるという話を聞いて応募。(空きがある時は伊達市の広報などで募集)
「横断歩道に立っていると、生徒たちが色々な話をしてくれて楽しいですよ。高学年の生徒なんかはクラスの誰と誰が付き合ってる、とか、コクったとか(笑)。毎日元気をもらってます」
また、
「たくさんの子供達と接する事で、どうしたら言う事を聞いてくれるかと指導方法を考えたりしていると、学校や幼稚園・保育所の先生方は本当に大変なんだなぁと思いますね」。毎日こどもたちと接している重山さんの実感です。
生徒たちの時間割に合わせ、毎日、登校時間と下校時間に東小学校付近の横断歩道に立っている重山さん。ご自身は中学生と高校生の母親でもあり、児童館でのボランティアや、人形劇団でも活躍したり、また自治会の子供育成部の部長でもある素敵な女性。学生時代は演劇部に入っていたそうで、交通安全の啓発運動などでは着ぐるみに入ることもあるそうです。
事故がないよう願う重山さんから、小学生の皆さんへ!
道路を渡る時はいったん止まろう!
必ず左右を見て!
自分の命は自分で守ろう!
※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2016年)
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