あかりを灯す人々 壮瞥 道の駅で/伊達市室蘭市を含む西胆振のポータルサイトむしゃなび


◆ あかりを灯す人々 壮瞥 道の駅で ◆
掲載日:2017.04.29 [1215]

 
今年で2回目の「シーニックナイト in そうべつ情報館i」。 
空は晴れているのに風が強く、 
笑うと前歯が痛くなるくらいの寒い日でしたが、 
 
無料でお雑煮やきな粉餅が食べられるということに心惹かれ、 
出かけてみた1月28日、午後3時。 
 
会場の「そうべつ情報館i」に着くと、 
外では雪洞キャンドルの準備が進められていました。
 
 
雪をバケツに入れて、ひっくり返して型出しをして、 
キャンドルを入れるための穴を掘ります。 
 
 
館内に入ると、キャンドルコーナーがありました。 
空き瓶で素敵なキャンドルホルダーが作れます。
 
 
 
色付けされたガラス瓶を、ペンなどで引っ掻いて、模様をつけると素敵なキャンドルホルダーができます。 
これから挑戦するお嬢さんも瓶を選んで、キャンドルを受け取り、オマケのくじも引きました。
 
 
このコーナーを担当していたのは、ドイツ生まれで壮瞥在住のコジマさん。 
幼い頃から日本に惹かれ、大学での専攻も日本語、日本文化、日本映画だったそう!現在、壮瞥町の商工観光課に配属されています。 
 
2016年に動き出した壮瞥のブランドアイデンティティは、 
「そうきたか!そうべつ!」。 
 
クスッと笑ってしまう語呂合わせと微妙なダジャレ。 
音もリズムも字面も素晴らしいっ。壮瞥、いいっ。
 
 
外のキャンドル点灯までまだ時間があるので、館内の地産品売り場サムズも覗きました。 
 
すると・・・さすが「そうきたか!そうべつ!」。 
ダジャレなネーミングの商品が。 
 
玉ねぎの粕漬け? そりゃおったまねぎ!(と、このように表現します) 
 
こんなのもあります。本当にぶっとい切り干し大根。食べてみたい。 
 
こちらはサムズのレジにいたお姉さん。 
 
そしてサムズのお姉さんのオススメ。ここで企画開発した商品。 
 
ぶどうドーナツは壮瞥産のぶどうのジュースで作ってあって、 
食べてみるとぶどうの香りがして不思議な美味しさ。 
「ぶどーなつ」という名前はどうですか、サムズさん!(笑) 
りんごやぶどうのゼリーもとっても美味しいのです。 
 
ここでちょっと脳裏に浮かんだのですが、 
ここにあるほぼ全ての商品の名前がダジャレになっていたら、 
全国的な笑いの渦が巻き起こるかもしれない! 
、、、どうでしょうサムズさん! 
 
 
花の咲いた福寿草の苗もありました。 
蕾の方を買うと、これから家の中で開花しますね。 
 
 
小さいポット苗は300円。 
大きい方は600円で、 
桜の木の苗(挿し木)が一緒になっているようで、 
これを植えた何年か後の風景は・・・ 
育った木には桜の花が咲き、その根本には福寿草が咲き広がっている・・・。 
このポットを作った方に会いたくなった素敵な寄せ植えの苗。未来の風景になごみました。 
 
さて、ちょっと外をうかがってみると何やらにぎわっている様子。 
 
 
 
 
あかりを入れて、壮瞥リンゴの完成です。 
作ったのは、みんなでお手伝いに来たという室蘭の会社の同僚さんと、その家族の皆さん。 
 
それにしても寒い! 
雪のキャンドルが灯るのはもうちょっと暗くなり始めてから。 
そろそろお餅を食べてあったまろう!と、再び館内へ。 
 
 
出汁と椎茸の、いい香りが立っています。 
 
 
つきたてのお餅をこの中に入れて、下からにゅーんと押し出し、カットします。 
これはパスタメーカー? それとも専用のお餅メーカーというものがあるのかな? 
絞り出されてくる様が、ちょっと笑えました。みんな笑ってました。 
 
 













のびーる、
つきたてのお餅。
 
お雑煮も 
きな粉餅も 
スタッフさんたちの 
手作りです。 
 
お雑煮は出汁が効いていて
本当に美味しかった!
おかわりしました。

思わず笑顔に
なってしまいます。

ごちそうさまでした。
あったまりました。




 
雪のキャンドルの点灯時間になり、 
皆さん、ろうそくに火をつけはじめました。 
 
 
などとダジャレを飛ばしながら、 
 
 
けれども、強い風と、湿度が高いせいか、 
なかなか火が着きません。 
 
ふと見ると、みんなこういう状態で静止しているではありませんか。 
 
 
特にこの方。 
時が止まったように、ずっとずっとずっとこの姿勢をキープしていて、 
見守らずにはいられませんでした。 
 
 
ホントにつかないんです。とにかくつかないんです。 
チャッカマンも本数が限られ、手伝うこともできないんです。 
ただ黙って、そのままやり抜くしかないんです。 
 
 
けれども丁度いい具合に、日が落ちて来ました。 
 
 
少しずつ、あかりの灯ったキャンドルが増えていきます。 
 
 
 
 
自分たちで育てた農産物や物産品で、 
壮瞥という小さなまちに様々なあかりを灯す人たちがいます。 
 
そして文字通り、ここに、あかりを灯す人たちがいるのを見ました。 
 

 
壮瞥町 道の駅そうべつ情報館i  
北海道有珠郡壮瞥町字滝之町384−1 
NPO法人そうべつ観光協会 TEL0142−66−2750 
壮瞥町の観光案内サイトはこちら https://sobetsu-kanko.com
 

 
<シーニックバイウェイとは>(道の駅そうべつ情報館iのサイトより) 
シーニックバイウェイ(Scenic Byway)とは、景観・シーン(Scene)の形容詞シーニック(Scenic)と、わき道・より道を意味するバイウェイ(Byway)を組み合わせた 言葉です。地域と行政が連携し、景観や自然環境に配慮し、地域の魅力を道でつなぎながら個性的な地域、美しい環境づくりを目指す取り組みが『シーニックバイウェイ』です。アメリカで先行的に取り組まれている制度を参考に、北海道にあった仕組みを考えて、平成17年度より全国に先駆けて「シーニックバイウェイ北海道」としてスタートしました。 
そして私たちの町壮瞥町はこのシーニックバイウェイ北海道の中の 
「支笏洞爺ニセコルート 洞爺湖エリア」というルートになっています。 
 
 

 
※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2017年)  

《他の特集を読む》




| トップページへ  | 
室蘭市、登別市、洞爺湖町などを含めた伊達市近郊の情報なら『むしゃなび』
Copyright © 2004-2020 株式会社アップデート All rights reserved.