むしゃなび特集/2005年4月号/伊達市室蘭市を含む西胆振のポータルサイトむしゃなび

むしゃなび

■ むしゃなび特集 2005年4月号 ■
お花見へ行こう!お花見スポット&お役立ち情報 [4/5]
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お花見ジンギスカンセット

 お花見の場所と時間を指定して、体一つで行けば、ジンギスカン鍋に、ガスコンロ、ござに皿、箸などすべてセットしてくれ、終了後は回収もしてくれるというご機嫌なセット。後片付けもいらないなんて、これは利用するしかない!

「味なしラム250グラムとジンギスカンのたれ」または「味付きラム300グラム」のいずれかを選べます。ラム肉はオーストラリア産。カット野菜付き。1人前1300円で、市内どこでも配達、設置、回収します。150人くらいまでの大人数にも対応してくれます。             


自家製焼豚 固まりも、スライスも
どちらもおいしい名物焼豚。
ご進物にもいいですね。
100グラム262円

自家製豚串 1本63円
20本セットで10名様にプレゼント
致します。 どしどしご応募を。
    
【プレゼントお申込はこちらへ】

 オオヤミートは、伊達ではだれもが知ってる町のお肉屋さん。とろけるような特製の焼豚がおいしいことでも有名で、山下町、伊達紋別駅前の本店のほか、舟岡、虻田のスーパーウロコにも支店が入っています。

 実はオオヤミートさん。普通の精肉店ではありません。なんと直営の牧場をもち、生産から流通、加工、販売まで行う全国でも珍しいお肉やさんなのです。そういえば、本店のショーケースの後ろは広い作業場になっていて、いつも白衣を着た従業員さんたちがお肉のカットやパックなど忙しそうに働かれていますね。
 代表取締役社長の大矢辰男さんのお父様が家畜商だったそうで、オオヤミートは創業した昭和36年ころから養豚場をもち、豚肉の一貫生産を行ってきました。今では年間6000頭を出荷し、西胆振地区で販売しています。地域でつくり、地域で消費するという「地産地消」を地でいく会社なのです。約20年前に開発した自家製焼豚は、豚のあらゆる部位をバランスよく売りたいという思いから、余りがちなもも肉を加工したというオオヤミートならではのヒット商品です。

 豚肉の解体作業。鮮やかな手つきでどんどんばらされていく。オオヤミートさんのスタッフはチームワークがよさそうで、皆楽しそうに働かれているのが印象的だった。


新ブランド「黄金豚(こがねとん)」
 オオヤミートは、昨年秋に、市内黄金町の噴火湾を見下ろす小高い丘の上に牧場を移転しました。その移転に伴い、びっくりドンキー、洋麺茶屋牧家でおなじみの(有)牧家のチーズ工場から出る新鮮な生のホエーを、子豚に与え始めました。ホエー(乳清)とは、チーズやヨーグルトをつくったときに出る副産物。豚の腸内環境がよくなるそうで、離乳したばかりの子豚たちは、絞りたてのまだあたたかいホエーを喜んで飲み大きく育っているそうです。

 生のホエーが手に入るのは酪農王国北海道ならではでしょうが、地域にある資源として、そのままでは産業廃棄物になってしまうホエーが、飼料として循環し有効利用されているのは、環境的に考えても素晴らしい取り組みですね。
 これら食品や農産物加工業の副産物を、飼料原料として活用することをバイプロ(副産物byproductより)と呼ぶそうですが、飼料の主原料である穀物価格の高騰が予想される中、環境先進国、特にオランダ,ドイツでは資源の有効利用やコスト低減の切り札として取り組まれています。日本ではまだまだ珍しいという取り組みを、地元の企業がやっているなんて、びっくりしました。
 さて、黄金町の新牧場で、このホエーやおいしい水や空気が育ててくれる豚は、新ブランド「黄金豚(こがねとん)」としてデヴューしました。新牧場は環境に配慮し、浄化槽に有機物処理方式を導入。また豚のふん尿は完全分離し、発酵させ堆肥をつくり、畜舎の周りで栽培する飼料用の麦の栽培に利用できるという循環式。「黄金豚」は環境に配慮した地域の企業が手を結んで生産したすばらしい豚なのだ。将来的にはハーブを栽培し飼料にしたハーブ豚をつくりたい…と夢が広がるオオヤミートさん。

 こういう環境に負荷のかからないよう努力されている企業を応援したいなあ、と思いながら、ちょっとあぶってとろ〜りとろける焼豚を感謝しながらいただきました。


SHOP DATA

オオヤミート
〒052-0032
伊達市山下町79-1
TEL 0142-25-2983
FAX 0142-25-1129
8:00〜18:00
定休日
日曜日

支店
ウロコ舟岡店内
0142-25-2985
ウロコ虻田店内
0142-76-1129
 「武者なび」内
オオヤミート

 








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