むしゃなび特集/2008年2号/伊達市室蘭市を含む西胆振のポータルサイトむしゃなび

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■ むしゃなび特集 2008年2号 ■
だて文化の未来その1 [1/4]
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むしゃなび特集

だて噴火湾アートビレッジ構想

文化を生かしたまちづくりを目指して

だて噴火湾アートビレッジ

 「伊達市近郊にアトリエを構える野田弘志画伯、大藪雅孝画伯を芸術監督に迎え、芸術文化を育むための事業を総合的、かつ継続的に展開し、青少年の絵画レベルの向上、芸術文化の振興、定着化を図る」ことを趣旨とし、2006年度、2007年度行われてきた「だて噴火湾アートビレッジ」。
 絵画教室や美術セミナー、ピアノマスタークラスを開設し、継続的に指導を行う「専門家育成事業」。音楽や美術などに対する造詣を育むことを目的に、絵画展やコンサートを開催し、鑑賞機会の充実に努める「一般啓発事業」の2本柱で事業が行われてきました。

 昨年末、このアートビレッジの今後に向け、専門家を招き3回の「アートビレッジ構想推進のための拠点づくり推進会議」と、市民の皆さんに参加して頂いて「市民フォーラム」が、伊達市噴火湾文化研究所で開催されました。
 その様子を4回にわけてお届け致します。

委員紹介

野田 弘志 座長

だて噴火湾アートビレッジ芸術監督
現代日本の具象画壇を代表する画家。伊達市の隣町壮瞥町にアトリエを構える。広島市立大学名誉教授。2007年「野田弘志 〜写実の彼方に〜」展を北海道立近代美術館をはじめ全国5会場で開催。


阿部 博光 委員

北海道教育大学岩見沢校教授
専門はフルート。長年日本フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者として活躍。演奏活動のほか、HBCジュニアオーケストラの常任指揮者としても活動。第30回札幌文化奨励賞受賞。

信木 晴雄 委員

旭川大学准教授
専門は哲学、社会思想史、ドイツ語。クラシック音楽が趣味。著書に「フッサール現象学における多様体論」「眼の光」ほか。

石田 勉 委員

医療法人緑風会理事長 内科医
岩崎淑ピアノ・室内楽マスタークラスの支援者。

楽木 恭一 委員

伊達市噴火湾文化研究所「かけはしの会」顧問
伊達信用金庫理事長
野田先生に出会い、13年前より地域文化を立ち上げる「だて噴火湾アートビレッジ構想」に関わる。

大島 直行 委員

伊達市噴火湾文化研究所長
専門は考古学。北黄金貝塚をはじめ、噴火湾沿岸の貝塚群の発掘調査に携わる。北海道の縄文文化研究の功績で第29回藤森栄一賞受賞。


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