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■ むしゃなび特集 2008年7号 ■
洞爺湖NEW SPOT1 洞爺湖芸術館 [1/3]
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むしゃなび特集 2008.7月
洞爺湖 NEW SPOT !
その1
「洞爺湖芸術館」


サミットで注目の洞爺湖畔、温泉街のほぼ対岸に位置する、洞爺水の駅周辺に、素敵なスポットが次々オープン。洞爺湖ドライブの楽しみがまた増えました。

注目のスポットを数回にわけてお届けします。

1回目は「洞爺湖芸術館」をお届けします。


4月に開館した「洞爺湖芸術館」は、湖畔の小さな美術館。

 北海道を代表する彫刻家・砂澤ビッキの作品やアトリエの展示、小型彫刻公募展「洞爺村国際彫刻ビエンナーレ」の作品や、日本の近・現代文学の初版本、限定本のコレクション、ユネスコ世界遺産主席写真家を務めた並河萬里(なみかわ ばんり)の写真を展示しています。この芸術館の魅力を紹介します。


「図書閲覧室」

 「洞爺湖芸術館」は旧洞爺村役場庁舎を改築した建物で、レトロな雰囲気が楽しめます。芸術館に入るとまず最初の展示室は「図書閲覧室」。元の村長室だったという部屋には、シャンデリアがかかっていたそう。
 ここは主に大正から昭和にかけての近現代文学作品の初版本、限定本、サイン本が展示されています。
 横浜市在住の石島成美氏が、1993年から開催していた洞爺村国際彫刻ビエンナーレに関わりを持った縁で、「大都市にばかり本物が集まる中で、大自然の中の穏やかな時間が流れる場所にこそ本物があるべき。芸術文化の村として子ども達と洞爺村の明日に役立ててほしい」と寄贈された400点に及ぶコレクションです。
 大正、昭和という激動の時代に生まれた、美しい装丁の名作の数々に出会えます。物があまり無かった時代に、革や、美しく染められた布で装丁され、手仕事でていねいにつくられたまさに宝物のような本がずらりと並びます。



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