「あなたのまま とっぽとっぽと歩きましょ」作品が語りかける『陶っ歩や』の世界。


伊達市稀府町で陶芸教室を営む『陶っ歩や』さんを訪ねました。
お話を伺ったのは、主宰の木村友子さんです。


大きな目で真っ直ぐに相手を見つめながら、優しく話される友子さんは旭川のご出身。
旦那様のお仕事の関係で転勤を何度か繰り返し、気に入った伊達に移住されました。

「今まで、ピンチや転機の時、いつも周りの方が助けてくださいました。」

そう話す友子さんは、いくつかのエピソードを話し始めました。


長和にある旦那様の会社の社宅に住んでいた時のこと。
厚真町に住んでいた時の陶芸との出会いのこと。
稀府に家を建てた時のこと。
窯が自宅にやってきた時のこと。
陶芸教室の第一歩。
陶芸教室の第二段階、そして今。
作品販売へのきっかけ。
などなど。


感心することに、それらのお話しに苦労話は一つもなく、ましてや自慢話もなく、何事にも心からの感謝を込めてお話をされる友子さんを見ていると、これらのエピソードは全て人徳によるものに違いないと感じるのでした。

出会った方をとても大切になさる友子さんだからこそ、きっと周りの方が放ってはおかないのでしょう。


2003年より始めた陶芸教室には、現在生徒さんが23名いらっしゃるそうです。
ちょうど取材にお伺いした時もお教室の日でした。

↑玄関からお教室に続く可愛らしい足跡♡ 様々なところで友子さんの優しい配慮があります。

それぞれに思い思いの作品を作る生徒さんたち。
和気藹々と本当に楽しそう。
この日はいらっしゃいませんでしたが、男性の生徒さんもいらっしゃるそうです。


現在、ご自宅の陶芸教室以外にも市内の星の丘中学校で年に一度、また、長生大学、カルチャーセンタでの「大人の粘土遊び」などの出張教室を行っていらっしゃいます。

「陶芸は、まだ形のないところから土を捏ねると始まります。粘土遊びを通して ” 作者みんなが主役で、失敗なんてなくて、何を作ってもよくて、みんなで一緒の時間を過ごせて良かった! “ そんな想いを共有できたら嬉しいなと思っています。」

友子さんはそう話してくださいました。

そんな優しい空気感の中で出来上がった作品を手にした作者の達成感は、きっと自己肯定感に繋がっていくのだと思いますし、「ここに居て良かった。」という安心感に繋がっていくのだろうと、「陶っ歩や」さんの世界を想像します。


お教室の生徒さんたちの楽しそうだけれど無心な姿の中で色々なお話を伺っていると、じわじわと心が温かく解放されていく感覚を覚えました。
本当に素敵な空間。

『陶っ歩や』のお名前の由来も伺ってみました。

「陶という字は入れたかったのです。 それに間が抜けた感じにしたかった 笑 “ とっぽとっぽ “ とゆっくり歩いている感じがいいなあと思いました。」

なんだかもう、いかにも友子さんらしい♡

でももちろん、プロの陶芸家としてのキリッとしたお顔もお持ちでした。

「作家としては、見て楽しく、触って嬉しく、使ってほっとする物つくりを心がけています。また、教室の主宰者としては、できる限り生徒さんの作品に手を加えることはしないようにしているのです。なぜならば、あくまでも主役は作者ですから。もちろんサポート役としてご相談を受けたらいくつかの選択肢はご提示します。でもやはりそのチョイスは作者に預けたいと思っています。 生徒さんたちには私をどんどん踏み台にして欲しいですし、私もときには生徒さんの良いところを学ばせていただいたりもしています。 皆様と過ごす時間の中で、お互いに陶芸を通して何かを感じあって、日常生活から離れた自分に向き合う時間を共有しあって、みんなで大切にしあえたら幸せです。」

そんなお話をとても柔らかく静かにお話をしてくださいました。

コロナ前までは毎年、生徒さんたちの作品展をされていました。
再開できることを皆んなで楽しみにしているそうです。

友子さんの作品は、教室または北湯沢の「緑の風リゾート」様、あるいは洞爺湖の「ザレイクビューTOYA 乃の風リゾート」様で購入することができます。

作品は、見るほどに友子さんに似ていらして、素朴で飾らず優しいお茶目さんたちでした。

『陶っ歩や』さんの世界に浸り、幸せいっぱいになってお教室を後にしました。


陶芸教室に興味がある方は、是非お問い合わせくださいね。
優しい友子さんと、可愛い作品たちが皆様をお待ちしています。


※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)

Rietty

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