5月13日、虻田神社で
「HAPPY HOLIDAY MARKET」が開かれました!
今にも雨が降りそうな空。
しかし最後まで降り出さず持ちこたえました!
函館方面からの出店も多く、地元のイベントでは見かけない手作り商品も並びます。
また本堂では佐藤ぶん太さんによる「津軽の風 奉納コンサート」が行われ、
津軽笛の音が響きました。
マーケットの主催者、ささやひろみさん(右)と、そのお店「RomioRi」。
マーケットは後でゆっくり周ることにして、
コンサートが行われる本堂の方へ向かいました。
鳥居をくぐって、階段を登ります。
お賽銭を入れて手をあわせ、本堂に入ります。
ここに祀られているのは稲荷大神(五穀の神)と恵比寿大神(商業の神)。
そのほかにも小さなお宮が五つあります。
演奏者の佐藤ぶん太さん、コンサート主催者のつのだやよいさん
マーケットを取り仕切るささやひろみさんが、玉串を捧げ、
イベント開催の報告と、成功を願います。
改めて準備を終えた佐藤ぶん太さんが、
笛を吹きながら境内の階段を上がってきました。
愛媛県の四万十川の上流で見た風景や、いわき山、
また洞爺湖にインスピレーションを受けて作った「龍の背」などの
美しい曲が披露されます。
弘前の桜とそこに集まる津軽衆たちを表した「チェリーブロッサム」は
酒盛りのお囃子のようでもあり、春の喜びが溢れています。
途中で登場して、ぶん太さんと一緒に笛を聞かせてくれたのは このコンサートの主催者でもある虻田郡在住のつのだやよいさん。
地域の伝統文化の継承に笛で一役買いたいということで、サークル「横笛雛の会」を作り、たくさんの人と共に笛を吹くことを楽しみ、学び、演奏しています。(連絡先、下記)
青森在住の佐藤ぶん太さん。
青森ではねぶた祭が町をあげての大行事。
「小学生の頃に、お囃子をやりたい子供がみんな笛を始めるんです」。
なんと弘前では、6人に1人が「笛吹き」だそうです!
ぶん太さんは小学校3年生から笛を始めました。
お客さんにも笛を体験してもらおうと、
音を出すコツを教えます。あちこちから笛の音が。
「ねぶた」と「ねぷた」のお囃子の違いを笛で聞かせてくれたり、
掛け声の違いなども、曲の中でみんなと掛け合いをして楽しませてくれました。
カーネギーホールでの演奏予定のあるぶん太さん。
初めてニューヨークに降り立った時は、様々な思いが溢れ、震えた、と語ります。
日本の津軽笛を世界に紹介することは、大きなことです。
明るくて、気さくで、そして素晴らしい笛の音。
虻田神社にぶん太さんの音が響いた1日でした。
コンサートが終わり、マーケットに向かいます。
階段を降りたところの茶屋で一休み。
抹茶がふるまわれていました。
この授与所ではおみくじを引くこともできますし、
御守なども販売されています。
さて、マーケットの方へ近づいて行くと、
こちらからも音楽が聞こえてきました。

自分で摘んだ素材でお茶を作っている「大地の天茶」(green樹)さん。お茶はドクダミが基本で、日本のハーブをブレンドしたもの。クルマバソウ、スギナ、ごぼう葉、シソ、エゾウコギ、などなど。天然の状態で乾燥させるので、天気のスッキリしない日があると苦労するとか。
HP http://ameblo.jp/theblue8/ 通販 http://green-ju.com
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伊達市から出店の皆花さんは手作りナチュラルクッキーや、オーガニック食品、食材などを販売。



写真は、生地をひょいひょいくるんと伸ばしているところ!そして焼き上がったピザを嬉しそうに受け取ったのは虻田神社の宮司さん。むかわでは歴史に大きな発見をもたらす恐竜の骨が発掘されたそうで、古生物の分野でイベントが開かれるなど盛り上がりを見せているそいうです!


札幌市北区北14条西3丁目2-19 HP http://mintaru.com/2011/

6月17日、洞爺湖畔のいっぷくCAFE ちゃいはな(有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉136)で、
虻田神社では秋ころにもまた開催する予定だそうです!
虻田神社 https://abutajinjya.jimdo.com/
津軽笛奏者 佐藤ぶん太 http://sato-bunta.boo.jp
横笛雛の会 つのだやよい 電話09062664919 メール p.h.f.841@vesta.ocn.ne.jp
(電話の場合は15時以降、メールは随時受け付け!)
HAPPY HOLIDAY MARKET > 検索FB 問:080-3416-3797(やすじま)

※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2017年)
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