■♪ 大詰間近の、ウクレレ紹介と解説 その18
さぁ、今日も勢いを駆って紹介します!。 と、力むほどのものでもありませんが・・・。
でも、もうまもなく終了します。
このUkuleleははチョイと特定の使い方をするテナー・ウクレレかもしれません。
LANIKAIというメーカーのモデル 「O-8E」というUkuleleです。
よ~く見ると、ストリングが多く見えるでしょ?
(あいかわらず小さい画像で見えませんね・・・)
はい、拡大画像です。
そうです。これは 「8弦ウクレレ」 です。
当然ながら、通常のUkuleleの倍のストリングが張られています。
1弦(向かって右端の2本)と2弦(右から2組目の2本)は 「ユニゾン」 つまり同音程のストリングが2本ずつ張ってあります。
3弦(左から2組目の2本)と4弦(左端の2本)は 「オクターブ違い」 つまり同じ音で1オクターブの高低差があるチューニングのストリングが張ってあります。
アクィーラの8弦ストリングなので、べらぼうに値が張ります・・・。
これらによって 「より深い音色」 の演奏が可能となりますし、音量も倍近くになります。
但し、ソロ演奏にはあまり向きません。どちらかというとコード演奏で使用する方が多いと思います。
しかも、Ukuleleとは言えストリングが倍になったら、当然、押弦する力も倍必要ですから、充分に練習しないと使いこなすのは難しいかもしれません。
したがって、この8弦が弾けるようになったら、通常の4弦はスラスラ弾けるようになるはずなので、ある種 「大リーグ養成ギブス」 の役割かも・・・。
(これがわかる方の年齢が、容易に想像できる(笑))
材はトップがGuitarにも使われるスプルース、サイドとバックはオバンコールという硬い材でできています。
音色は、さすがに高低の音が入り混じった 「きらびやか」 な音色です。(アクィーラのせいもありますが)
音質は材のせいか、結構 「ブライト」 な感じです。
見た目は、比較的抑えの利いた装飾がチラリホラリと配置されています。
これもモデル名に 「E」 があるとおりピックアップ付のタイプです。
日本ではあまり見かけませんが、売価は4万円以上しますが、このUkuleleもアメリカのミシガン州にある楽器店で購入しました。
このUkuleleは、いずれ 「6弦」 もしくは 「5弦」 にカスタマイズして 「ソロ演奏用」 に使うつもりです。
だったら、初めから 「6弦ウクレレ」 があるのですから、それを購入すればよかったのですが、単に 「8弦」 のUkuleleを弾きたかっただけです・・・。(苦笑)
但し、カスタマイズしたいストリングの組み合わせが、市販されているストリング・セットにはない組み合わせなので、 「バラ弦」 を揃えるとなると結構、割高になるため 「コスト対策」 を検討してから着手するつもりです。
(ここがアマチュアの辛いところ・・・)