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[2011.10.26]
■♪ 結び前、メインのウクレレ紹介と解説 その19
風邪? 喘息? アレルギー? ・・・ 季節の変わり目は一層苦手なこの頃です・・・。 
 
さて、残りは、現在の私のテナー・サイズのメイン器が2台のみとなりました。 
 
まず、そのうちの1台です。 


 
今年、コンサートやライブなどに毎回必ず連れて行っているテナーです。 
 
「サムズ」 製のUkuleleですが、トップがスプルース材、サイドとバックはカーリー・メイプルです。 
 
これもすごいカーリー(波状杢)の材でして、本当に立体的な模様が見られます。 
 
このUkuleleだけはボディ裏面もお見せします。 
 
何種類かの 「色彩」 の異なる木を使って 「ウッド・インレイ」 が施されています。 
図柄はハチドリです。 
 
それと、ボディに見える縞模様が 「カーリー」 です。わかりますか? 
 
波状杢とは、稀に木材に現れる、通常の木目とは異なる模様の木目のことで、希少性と見た目の美しさから、高値で取引されています。 
 
ちなみにカーリーのよる 「音響効果の向上」 についてはほとんど関係ないというのがもっぱらの見解です。 
 
この裏面は、演奏中はみなさんの目に触れることはありません。 
私が、トリッキーな演奏方法をマスターしたら、裏返して演奏するかもしれませんが・・・(笑)。 
 
 
このUkulele自体は決して高価ではありません。(と言っても多分、売値は5万円弱だったかと思いますが・・・) 
 
しかし、このUkuleleは価格や見た目では語れない性能を持っていると思っています。 
 
まず、ネックが私の左手にドンピシャとフィットします。 
他のUkuleleに比べて、ほんのわずかに幅と厚みがあり、ややクラシックギターのネック形状に似ていますが、これほど私の左手にジャストフィットするネックは、ほかにまだお目にかかっていません。 
 
そして、このUkuleleの 「圧倒的」 とも言える 「ロング・サスティーン」 (直訳すると:長い残響音) はソロ演奏するには欠かせない最も重要な特徴です。 
 
音色はとてもマイルドな音を聴かせてくれます。 
 
ストリングは、ORCUS社のLow-Gと相性抜群です。 
(いまはWorth社のLow-Gを試験中ですが・・・) 
 
現在 「ソロ演奏するなら、まずはこれで弾けば間違いない」 と思っているほど、私が全幅の信頼を寄せている大切なUkuleleです。 
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▼コメント(2)
名前:K.Kimoto  2011.10.27 20:01:01
Mr.Sakamoto 様  
 
日本製やハワイ製以外では、サムズは比較的 「当たりハズレ」 が少ないメーカーかも知れませんね。  
 
「造りは粗いが、悲しいほど良い音がする」 と言われるメーカーですが、最近は 「造り」 の技術も進歩してきているとのことです。  
 
Ko'alohaほどではないかも知れませんけどね。  
 
ストローク演奏するなら、やっぱり Ko'aloha の方がおススメかな?  
 
サムズはどちらかというとソロ演奏で、その才能を発揮するように感じます。 
名前:sakamoto  2011.10.27 09:02:54
今ネットでサムズ調べてみたらかっこいいウクレレ多いですね!  
ちょっと気になってきちゃいました(^_^;)