■♪ 目がかすむ作業と、ウクレレ紹介と解説 その16
ラスト・クオーターになりましたが、まだまだ・・・。 さて、今回は少々 「変わり種」 のUkuleleです。
一見すると 「なんじゃこりゃ?ヴァイオリン???」 と思うかもしれませんが、れっきとしたウクレレです。
Fホールを持ち、見た目は 「フル・アコ」 か 「セミ・アコ」 のような姿です。
「果たしてこんなUkuleleがちゃんと鳴るのかな?」 という疑問を解決するためだけに手に入れたウクレレです。
「試し買い」 なので、もっとも安価で手に入れるため 「ネット・オークション」 を使いました。
(おそらく普通の楽器店では、こうした、ある意味で特殊な形状の楽器は取り扱うことは極めて稀でしょう)
私はオークション自体は好みではありませんが、この売価4万円程もするUkuleleを何とか安く購入するため、数か月程、辛抱強くリサーチして、新品にもかかわらず通常の価格よりは安価で購入できました。
さて、肝心の 「鳴り」 ですが、トップ材がGuitarにも使われる 「スプルース」 (マツ科の木)、サイドとバック材は 「マホガニー」 で、いわゆる 「ギター寄りの材」 で出来たUkuleleです。
すべて 「単板」 なので、チョイと期待しましたが、まだまだ 「要 弾き込み」 のUkuleleです。
コードストローク演奏より、ソロ演奏向きでしょう。
ボディ厚があまりないので、大きな響きは無理かもしれませんので、ピックアップかミニ・マイクを装着しないとライブなどでは少々扱いづらい気がします。
(大人しいUkuleleなので、夜間、家で弾くなら打ってつけかも・・・)
サスティーンが比較的長く、ストリングとの組み合わせによっては特徴を生かせるかもしれないので、いずれ特定の曲の演奏用にデビューさせるかもしれません。
さて・・・、
現在取り組んでいる最中の作業のひとつ 「起譜作業」 。
Rookieの Mr. Sakamoto が弾きたいという 「琉球愛歌」 。
なにせ 「Punk Rock」 に分類されるグループの曲で、この曲を聴いたのは Mr.Sakamoto のCDを借りたのが初めて・・・MONGOL800というグループ名さえ知らなかった・・・(冷汗)。
さすがに
私自身はこれまでPunk Rock系を聴くことも弾くこともなかったので、少々たじろぎました(また冷汗)。
しかし、Ukuleleはどんなジャンルにも対応できる (はずの・・・) 楽器なので、せっかく弾きたいと思っているならば、 Punk Rock だろうと何だろうと支援しないわけにはいきません(またまた冷汗)。
おそらく・・・いや、きっと、ソロ演奏する曲ではないと思うので、取りあえずの対応として弾き語り用の 「コード譜」 を起こしています。
まず歌詞を Excel に貼り付けて、コードを拾いながら、ざっくりと歌詞に当てはめます。
それに手作業で調整を加えますが、場合によっては 「演奏し易く」 するため移調もしますし、あまり影響のない付加和音を省いたり加えたりもします。
PCで直接、原稿を修正してもいいのですが、どんどん修正したり元に戻したり、加除するにはやはりペンを使って 「手作業」 するのが全体の修正過程を見渡せるので一番楽です。
(この曲は移調しても演奏の難易度はあまり変わらないのでほぼオリジナルのままで使います)
その後、そのコードでハイ・ポジションもしくはロー・ポジションのいずれが適当かをいろいろ試します。
そうそう、その前に、この曲をちゃんと覚えないと・・・知らない曲の調整なんかできませんもの・・・。
実は、これは結構大変な作業でありまして、試奏しながら確認して調整を加えて、また試奏して、さらにまた・・・を繰り返さなければならないので、完成までにはまだまだ時間が必要です。
ん~・・・1日の時間が、せめてあと2時間長かったらなぁ~・・・。
(愚痴をこぼす暇があったら、作業を続けましょ~う!)
それにしても・・・最近、視力が・・・。
あらら・・・小さい付加和音の記号が見えん・・・歳だわなぁ・・・。