■♪ 久々の 「 お助けグッズ 」 アンプ編
Ukulele の演奏の際は、会場によってはいろいろと機材を用意する場合もあります。
今回は 「 Amplifier 」 つまり アンプ = 増幅器 について、少し紹介します。
大きな演奏会場の場合は、概ね音響機器が整備されていますし、コンパクトな演奏会場の場合は、アンプ類を使わなくても大丈夫です。
しかし、中には 「 やや広く、しかも音響設備を持たない会場 」 もありますので、その際には、 「 自前のアンプ類 」 を持参するケースもあります。
以前から、アコースティックギターやエレキギターを使ってライブしていましたので、 「 基本的な機材 」 は所有しています。
ただ、どれもこれもべらぼうに重くて、しかも高価なので扱いに気を遣う代物ばかりです。
せっかく 「 小さくて持ち運びや扱いが楽な Ukulele 」 ですから、機材も楽に扱えるものが便利です。
昨年1月に、 DUA を名乗って、初めてウクレレ・ソロ・ライブをした際に購入した 「 Roland 社 」 のモバイル・キューブというコンパクトアンプです。
出力は 5W ほどですが、会場によってはこれで充分な音量を確保できます。
楽器とマイク 2 系統のステレオ・アンプで、ウクレレに適したエフェクト機能も搭載しているので使い勝手は良好です。
(これで高価でなければ 「 言うことなし 」 だったんですが・・・)
しかも、手前のスマホと比べてもわかるとおり 「 Mobile 」 と謳うだけあって持ち運びの負担が大幅に軽減されます。
そして、 Ukulele から 「 音 」 を取り出して、アンプに信号を送るのが 文字どおり「 ピックアップ 」 という機材です。
( 圧電素子(ピエゾ素子)を使っていますが、結構な性能です )
Made in Switzerland のお気に入りピックアップである SCHERTLER社の 「 BASiK 」 。
これをUkulele のボディのブリッジ付近に専用粘土でペタッと貼って、音を拾ってもらいます。
(最初から、ウクレレに内蔵されているタイプもあります。)
しかし・・・この 「 ピエゾ・タイプ 」 よりも 「 良いもの 」 があることを知りました。
日本で有名なウクレレ・オーケストラでも使われている 「 ピン・マイク 」 です。
テレビでアナウンサーなどが使っているものと同じですが、これがなかなか 「 優れもの 」 です。
(指先と比較して、その小ささがわかるでしょう?)
圧電素子を使ったピックアップは手軽で便利ですが、こと 「 音質 」 については、電気的音質であるため、やはり 「 チョッピリ不満 」 が残ります。
( 気にならない場合もありますが・・・ )
このピン・マイクは、 Ukulele のサウンド・ホールに向けて、ボディに弱粘テープでペトッと貼り付けます。
すると、サウンド・ホールから出た音を直接拾うので 「 エアー感 」 たっぷり。
つまり、音の 「 拡がり 」 や 「 厚み 」 、 「 ふくよかさ 」 が、圧電素子タイプとは格段に違います。
それに・・・、価格もピン・マイクの方が断然 「 お財布に優しい 」 ので有り難いです。笑
( ピエゾ・タイプの半分から 3分の1 の値段で購入できます )
いつか、実際にお聴きいただく機会があると思いますが、こうした周辺の機材関係もいろいろな性質や特徴があって、それらを使い分ける工夫もしています。