■ ♪ ウクレレ話 「 KAMAKA 」 後編
カマカ紹介の続きです。 チョッと硬めの純正ストリングと相まってコアらしい音色です。
さらに弾き込んでいくと、もっと良く鳴る素質を感じさせます。
ヘッドのロゴ 「 白蝶貝インレイ 」 です。
ボディ内のカラフルなラベル
すばらしい仕上げのボディトップ。もちろん 「 コア材 」 。
ラッカー塗装を繰り返し、腕に貼り付くような見事な仕上げです。
ボディバックは杢目があるコア材で、まるで 「 鏡 」 のように背景を映しこんでいます。
ボディ内のブレイジング。
ブレイジング自体の綺麗な細工は、 Collings に勝るとも劣らない見事な仕上げです。材の木目もとても整っています。
そして、私がもっとも大切にしたい箇所である 「 ネック 」 。
均一な加工と、トップを少しフラットにしてあるため、親指がピタッと納まります。
フィンガーボードの仕上げも丁寧でストレスフリー。
ケースにまでロゴとフラッグ模様で装飾されていました。
100年近くも守られてきた伝統ある 「 品質 」 。
長い歴史を感じさせてくれる 「 音色 」 。
これから弾き込んでいって、私のメイン器となる 1 台です。
きっと永い付き合いになる Ukulele となるでしょう。
しかし・・・僭越ながら・・・
パーツに手を加えてみたい箇所があるし・・・、
ボディに穴が開くけどピックアップを載せようか・・・、
純正ストリングだけど、ほかのストリングも試してみたい・・・、
でも・・・しばらくはこのままで育てようか・・・、
また、悩みが増えてしまった・・・。
余談
試しに、現在、メインに使っている、
サムズのテナー：スプルーストップ、メイプルバック。（ ストリング： ORCAS Low-G ）
コアロハのコンサート KCM-00：オールコア。（ ストリング：ナチュレ High-G ）
コリングスのテナー UT-2：オールマホガニー。（ ストリング： Worth High-G ）
（ビデオの中で 「 UT-3 」と紹介していますが、明らかな間違いです・・・お詫びして訂正いたします。思わず願望が入ってしまいました・・・）
と、
カマカのテナー HF-3 （ストリング：カマカ純正ナイロン High-G ）の音色の聴きくらべを下の YouTube にアップしていますので、ご覧ください。
付録 『音色聴きくらべ』 by K.K
画像の見づらさと、鼻づまりによる声の聴きづらさはご容赦ください。
