LET’s　UKULELE

何となく 「 身辺 」 が、せわしなく感じるこの頃です・・・ 
 
まぁ、一過性でしょう・・・と、願っています・・・ 
 
 
 
せめて、 DUA だけはのんびり、ゆるゆると行きたいものです・・・ 
 
 
さて、では先日のクイズの答えを紹介します。 


まず、左頬にヒゲがあります 
 
 
 
そして、右の頬にもヒゲがあります 
 
 
 
顔のかたちはこんな感じ 
 
 
 
 
ヘッドには " そよ風 ” という意味のブランドネーム 「 Zephyr 」  
（ ヘッドデザインは 「 Z 」 がモチーフでしょうか？ ) 
 
よく見ると、ストリングを巻き取るペグポストの配列が左右水平ではありません。 
 
左列の 4th と 3rd のポストがやや上で、右列の 1st と 2nd のポストがやや下がっています。 
 
珍しい造りです。　 
 
なるほど、見た目の遊び心であり、かつチューニングの際にペグボタンが左手の邪魔になりにくい工夫でしょうか。 
 
なかなか、心憎い気配りです・・・笑 
　　 
 
 
 
 
ヘッド下のナット付近もきちんと処理され、弦高が低くとても押弦し易い造りです。 
 
 
 
 
 
ネックは薄く丁寧な仕上げ。女性でも扱いやすいでしょう。 
 
 
 
 
気になるフレット処理もパーフェクト。 
フィンガーボードの端もきれいに面取りされてストレスフリー。 
 
 
 
 
ブリッジも丁寧に仕上げられ、サドルは 2nd と 3rd のストリング部分にスラントを入れてセットバックさせ正確なピッチを追及しています。 
 
 
 
 
ボディ内です。きれいな木目が見えます。 
 
 
 
 
さて・・・ 
 
ここまで、 「 何という楽器か 」 を書かずに解説しました。 
 
 
・・・って、初めからその必要はないでしょうが・・・笑 
 
 
日本のメーカーである 「 三ッ葉楽器 」 さんのオリジナルブランド 「 Zephyr 」というウクレレです。 
 
 
三ッ葉楽器さんと言えば、日本製ウクレレとしては、コストパフォーマンスに優れたウクレレとして世界中に絶大な知名度を誇る、かの 「 Famous 」 を製造しているメーカーさんです。 
 
 
 
それにしても・・・ 
 
どこもかしこも、本当に丁寧な仕事をしているというのが良くわかります。 
 
過日の 「 ハローキティ with VOX 」 も、メーカーは違うかもしれませんが、日本製でした。 
 
 
 
 
やはり・・・ 
 
ハワイ製とは結構違う、アメリカ本土製とも少々違う。 
 
 
我が国の技術者の方々は、そんじょそこらにはない 「 神経 」 を駆使してモノづくりをしているんだとあらためて感じた次第です。 
 
 
 
 
とても柔らかな音色で、良く響く優れたウクレレです。 
 
 
 
見た目もナチュラルな仕上げが印象的です。 
 
 
 
 
では・・・ 
 
ようやく最後に全体像をご覧に入れます。 
 
Zephyr SP-15 CAT 
 
サイズ ： スタンダード（ ソプラノ ） 
ボディのかたち ： パイナップル型 
トップ板 ： スプルース　 
トップ板カラー ： 木地色 
サイド & バック板 ： マホガニー 
フィンガーボード ： ローズウッド 
声色 ： High-G 
尻尾 ： 付属せず 
フード ： 不要。毎日、演奏するだけで育ちます。なでなでも必要。 
生息環境 ： 温度 25 ℃前後、湿度 60 ~ 40 %の範囲が好適。 
得意なこと ： 人を癒すこと 
苦手なこと ： 放ったらかしにされること 
 
 
 
 
 
 
 
 
ネコがウクレレになったのか・・・いや、ウクレレがネコになったのかも・・・ 
 
どっちだろう？・・・